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3学期の授業参観

3学期の授業参観は,
多い自治体で,
1月,2月と,
2回ほど行うのでしょうか?
どのようなことに気を配りますか?


子どもたちが活動する場面を

授業の中で,子どもたちが活動している場面は,
どれだけありますか?
話を聞いているだけ……っていうことはないですか?
聞くときに,
メモを取ったり,
評価をしたりするのであれば,
活動をしていますが,
でも小さいと感じるのは,私だけでしょうか
子どもたちが活動する場面を仕組みたいものです

授業参観ですか? 発表参観ですか?

時折,学校を舞台にしたドラマで,
指名されて,作文を読み,
主人公となる保護者が泣いて聞いている……
みたいなシーンって,見たことありませんか?
個人的な考えかも知れませんが,
あんなこと私,やったことないです
多くの場合,「授業」参観だったからです

職業によっては,無給に

有給休暇を使って授業参観に
やってきている保護者がいることに,
想像を膨らませてほしいです
発表会のような時間だと……
活動しているのは,1分間だけ……
ということはないでしょうか?

「今度の参観は,○○発表会だから,進行するだけ!」
と思っていることは,
保護者も感じています
「有給休暇を使ったのに……」

アピールの場でもある

授業参観は,先生のアピールの場でもあります
特に3学期は,その学年の集大成とみている保護者もいます
6年生であれば,なおさらです
子どもたちが,知的に活動している
学年相応,それ以上の学習している姿を見せている
目を見はるような,親が思わず舌を巻くような,
子どもたちが活躍する姿を見ると,
「先生,ありがとう」
ってなるんです

「材料七分に,腕三分」

有田和正先生のお言葉に,
「材料七分に,腕三分」とあります

知的な活動なんて,考えられません!
と,その先生の授業力を問うものではなく,
取り組む教材や学習ネタと呼ばれるものの力が,
「10のうちの7が,決め手になるんだよ」
ということなんですよね
腕,力量は,3であるということです

学習の引き出しをふやす

担任時代,私は,各学年,各教科に,
それぞれ100ネタを集めようと決め,
取り組んできました
ネタと聞けば,
取りあえず試してみました
本を買うときも,
200ページもある本でも,
いいネタを1つ見つけると,
買っていた感じです

こつこつとふやしてきた結果,
そこから発想することもできた
授業参観のためではないけれど,
若い先生に,もっていてほしいなって,
感じることのひとつです

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