SF恋愛小説未来に咲く花@たく

SF恋愛ストーリー、未来に咲く花を出品中! 〜あらすじ〜 突如未来に飛ばされてしまった少年と未来の少女の恋愛ストーリー! 物語が進むにつれ、発覚する多数の事実に驚愕、感動する事間違いなし! 週一から二回配信してゆきます!

SF恋愛小説未来に咲く花@たく

SF恋愛ストーリー、未来に咲く花を出品中! 〜あらすじ〜 突如未来に飛ばされてしまった少年と未来の少女の恋愛ストーリー! 物語が進むにつれ、発覚する多数の事実に驚愕、感動する事間違いなし! 週一から二回配信してゆきます!

最近の記事

未来に咲く花〜7話〜

俺は朝目が覚め、下に降りるとミカは学校の支度をしており、母親と父親はもう家から出て行ったようだ。 「おはよう」 「おはよう、寛太よく眠れた?」 「うん、ありがとう」 ミカはどうやら支度で忙しいようなので朝はとりあえず最低限の挨拶だけして椅子に座った。 「じゃあ行ってくるね、寛太は昨日のゲーム機で映画でも見てくつろいどいて」 「分かった。気をつけてね」 「ありがとう、じゃあ行ってきます」 そう言いミカは急いで家を出て行った。 そして昨日のゲームに何かヒントがあるのじゃないかと思

    • 未来に咲く花〜6話〜

      父親が帰ってきたようなので俺は挨拶しに行った。 「いろいろ事情があり、今日からお世話になります。山田寛太です。よろしくお願いします。」 そう挨拶すると母親が父親に事情を説明してくれた。 そうすると父親が俺にこう言った。 「まあいろいろ複雑そうだけど、見捨てるわけには行かないからしばらくうちでゆっくりしてるといいよ。」 「ありがとうございます。」 俺は心から感謝した。 「あなた、今日は寛太くんがきた初日だからすき焼きにしたわよ!」 「それは楽しみだ、早速頂こうかな」 そして四人

      • 未来に咲く花〜5話〜

        俺は目の前の画面に写っているたかちゃんに唖然とした。 なんで写ってるのかパッケージを見返してもなんのヒントもない。 俺の慌てた様子を見てミカは不思議がっている。 そしてゲームが始まった。 さすが未来のゲームなだけあってグラフィックは現代より格段に上であり、ロード時間など全くない。 「寛太が先行ね」 俺が先行らしいのでとりあえずルーレットを回した。 このゲームは最初のルーレットの出た目が人生においての一つ目の分岐点らしい。 俺は庶民コースだった そしてミカがルーレットを回す。

        • 未来に咲く花〜4話〜

          おかえりと言われ俺は戸惑った。 そしてだき終えた俺を離し、俺の顔を見た後に微笑みながらこう言った 「ごめんなさい、人違いだったわ。パパに似てるものだから帰ってきたのかと思って」 人違いだったのか、この子達の父親はそんなに俺に似てるのかなと感じながら、俺は改めて自己紹介をした 「山田寛太、16歳です」 みかが更に詳しく説明をしてくれた 「この子ね、記憶障害を起こしちゃってるみたいでどんな事情があるのかは分かんないだけど、少し複雑な事情があるみたいで少しの間うちに暮らさせてあげて

          未来に咲く花〜3話〜

          「チップってなんだ?」 彼女はやはりかとゆう顔をしている。 「やっぱ分からないのね。今のご時世チップを知らない人がいないとは信じられないけど、その理由は記憶障害によるものなのかなんなのかは私には判断できないから置いといたとして、とりあえずチップについての説明だけするね。」 この時代にはチップとゆうものは常識的な事なんだなと思っていたら彼女が立て続けに説明を続けてきた。 「簡単に言うとチップってゆうのは日本中全国民が心臓に埋めるのを義務とされてるもの、そしてチップの情報はこのコ

          未来に咲く花〜2話〜

          後ろを振り向くと警察官がいた。 驚いているとすかさず警察官は俺にこう言った 「君少し警察署まで同行よろしいかな?」 俺は戸惑った いきなり訳のわからない所に飛ばされ、いきなり警察署まで連れてかれそうになっているこの意味の分からない現実に俺はパニックになった。 ただ何とも言えない危機感が俺を襲った。 しかしその時後ろから女の人の声が聞こえてきた。 「すみません、警察官さんこの人私のお兄ちゃんなんです!今故障しちゃってたから一緒に付き添ってたんですけど、逸れちゃって。」 「そうで

          未来に咲く花〜1話〜

          「速報です。2070年ワールドカップ決勝アメリカ対フランスの試合が今終了しました。」 俺は今何故か全く知らない土地にいる、そして周りの人は何故か僕のことをじっと見てくる。 なんでこんなとこにいるのか思い返してみよう。 「只今より平成28年度花村高等学校体育祭を開催します。」 今日は俺の嫌いな体育祭だった。 クラスのみんなは最後の体育祭だと張り切ってはいるが自分はそんな事を思うことはなく負けたって良いから早く帰りたい。 そんなことを思っていると開会式が終わり自分の席に戻り携帯を