ゴールに向かって努力する過程が好き── 不屈の精神で壁を乗り越え、目標を達成する山下竜一郎にインタビュー!
こんにちは! センス・トラスト株式会社です。
私たちは「想像を超える、未来の創造」を理念に掲げ、京阪神間を中心に不動産の買取再販、売買仲介、コンサルティング、リフォーム等の事業を展開しています。
そんな私たちの会社の魅力をお伝えする『SENSE TRUST Inside』。今回は、財務顧問として創業時からセンス・トラストを支える山下竜一郎が再登場。前回のコーポレートチームのインタビューでは書ききれなかった学生時代の話や家族の話などをたっぷりと語ってもらいました!
「大切な人たちに結果を見せること」をモチベーションに、折れない心で努力を続けた学生時代
── 学生時代はどのような生徒でしたか? 何か夢中になっていたことや、印象深いエピソードなどあればお聞きしたいです。
中学、高校時代は野球に熱中していました。高校では、部員が100人以上いるような野球部に入りましたが、当時の僕は体が小さい方だったので初っ端から苦労しましたね。体を大きくするために、毎日3Lのお弁当にごはんとおかずを詰めてもらってとにかくたくさん食べることと、ウェイトトレーニングをがむしゃらにやって、体重を増やそうとしていました(笑)。
部員がとにかく多かったので、高校2年生まではメンバーの18人に入ることができませんでしたが、必死で練習をして高校3年のときには入ることができました。
今思い返すと、練習一つひとつに目的を持って、もっと効率的に練習をしていけばよかったなとも思うのですが、当時は誰よりも頑張っている自負はありました。もちろん、自分の知らないところでもっと努力していた人もいると思いますが、「誰よりも努力する」というマインドで練習した結果、メンバー入りできたという成功体験は、その後の自分にとっても大きな意味を持つものになっていると思います。
── 高校時代に自分で目標を立てて、そこに向かっていくということは決して簡単なことではないと思います。
人から見れば、たかが高校野球。部活のメンバー入りすることなんて、大したことないと思う人もいるかもしれません。でも、僕自身はその高校の野球部で甲子園のグランドに立つことを志して高校を選びましたし、私学ということで親にも経済的な負担をお願いしていました。周りの協力があってやりたいことをやらせてもらっているなかで、特に両親には何か結果を見せて感謝の気持ちを示したいと思っていたんです。
そんなふうに努力を継続する力は人よりもあったのだと思います。到達したい目標を掲げて、その目標を達成するためになにをするべきなのか考え、そこに向かって毎日できることを積み重ねていく。毎日コツコツ努力できる人は、仕事でも結果を出すことができるはずです。大人になった今、それは自分にとっても大きな強みになっているのを感じます。
── 以前のインタビューで、高校時代から公認会計士になることを決めていたと聞きました。それはなぜですか?
実家が祖母の代から税理士の家系だったというのが大きいと思います。税理士ではなく公認会計士になろうと思ったのは、会計系の資格のなかでも最難関の資格だったから。どうせやるなら難しいことに挑戦したいと思っていたんです。とにかく、大きな目標を掲げて、それに向かって努力することが好きなのでしょうね。
── それはすごいですね。ご自身で、負けず嫌いだなと思いますか?
とても思いますね。負けず嫌いな上に、諦めが悪い(笑)。そのせいで、公認会計士の試験に合格するまでに大変な思いと時間を要しました。
僕は公認会計士の勉強を大学3年の頃から本格的に始めたんですけど、合格するまでに5年もかかっているんです。一次試験は5回目の受験でやっと受かったので、二次試験を受けられるようになるまでに3年かかったことになります。「これは受かる」と手応えを感じたのは最後の1年で、それまでの4年間というのは真っ暗なトンネルの中でひたすらもがいているような状態でした。
周りの同級生がみんな大学を卒業して社会人として働き始めているなかで、専門学校に通う毎日。なんとも言えない悔しい時間でしたが、家族と当時は彼女だった妻がずっと応援してくれて支え続けてくれたことがとても心強かったです。
── なかなか結果に結びつかないなかで、心折れずに頑張り続けることができたのはどうしてでしょうか。
思うように物事が進まないなかで何をモチベーションにしていたのかというと、応援してくれている友人や支えてくれている両親に良い結果を報告したいという気持ちだったと思います。自分のために始めたことだったけれど、途中からはその一心で毎日朝から晩まで勉強していました。
その経験もまた、自分自身の財産になっていると思います。どんなに大変でも、目的を達成するために努力する。その過程も、自分は結果的に楽しいと思うことができるんです。この思考は昔から一貫しているなと思いますし、社会人となって仕事をしていくなかでも、とても役立っています。
ちなみに、僕の父もその昔に働きながら税理士の勉強をしていたのですが、僕が小学生の頃は仕事から帰ってきても毎日勉強、土日もずっと勉強していました。当時はその姿が当たり前になっていたのですが、自分が実際に公認会計士の勉強をするようになって、それがいかに大変なことだったのかが分かったんです。相当な覚悟をもってやっていたのだと、父への尊敬と感謝の思いが増しました。
価値観を大きくかえるきっかけとなった弟との別れと、今中代表との出会い
── 前職の監査法人では、主に上場企業の監査を担当していたと聞きました。そこから転職をしようと思ったのはなぜですか?
監査法人に入社し、公認会計士の資格にも合格。配属先は国際部で、仕事をバリバリとこなしている実感もあり、当時の僕は自分の夢がすべて叶ったような満足感と自己肯定感の中にいました。
そのような日々を送っていたときに、弟が急逝したんです。あまりに突然のことで、受け止めることができずとても混乱しました。それまで一生懸命働いて稼いでいることに満たされたような思いでいたけれど、それが分からなくなってしまったんです。人生において本当に大切なことは何なんだろうと。
僕も悲しかったけれど、両親の悲しみはそれ以上だったと思います。そんな両親の姿を見て、監査法人を辞めて家族の近くにいた方がいいのではないかと思ったんです。
── 今中代表とはじめて出会ったのは、ちょうどその頃だったのでしょうか。
そうですね。弟のことがあって、精神的にかなりダメージを受けてしばらく仕事を休んでいた時期があったのですが、そのときに友人が同級生の食事会に誘ってくれて、そこで今中とはじめて会ったんです。
お互いに高校球児という共通点もあってすぐに意気投合しました。そのときに話の流れで弟のことや、これから覚悟を決めて生きていくことを話したら一緒に泣いてくれたんです。それが僕にとってはとても印象的でした。
その食事会の席ではお互い能力もまったく分からない状態でしたが、お互いの仕事への思いと人生の価値観を話し合えたこと、そしてなによりも今中の情熱に惚れて、一緒に仕事がしたいと思いました。今はその判断が間違っていなかったと自信を持って言えますね。
── その後、財務顧問として創業時からセンス・トラストを支えて来られたのですね。前職の監査法人での経験は、現在どのように生かされていますか?
会社にとっての重要な意思決定を、会計・財務というポジションから経営者と一緒に考えて成長につなげていく。これは、これまでにいろいろな会社を見てきた経験があるからこそできることだと思います。
また、大手の監査法人で数多くの上場企業と関わってきたことで、僕の中で「上場企業の理想型」を明確に思い描けています。それを創業から5年間かけて今中に伝えてきたわけですが、今中自身創業当初はいまひとつ分からなかったことが、5年経って分かるようになったと言っていて、上場が現実味を帯びてきているのを実感しています。
組織づくりに注力し、社員全員が上場に向けて一味同心で取り組める環境を整えていく
── ところで、山下さんはご自身の性格をどのように分析されますか?
負けず嫌いということは先ほども説明した通り自分でも認める部分ですね。あとは、周りからはよく「真面目」と言われることが多いです。でもこれは、「仕事のときにはそうあるべき」と自分で決めて律しているところもあるんです。この仕事をしている以上、真面目で誠実であるべきという思いが僕のなかでは強くて、100%完璧にそういう人にはなれないかもしれないけれど、仕事のときにはできるだけ意識しています。
── センス・トラストの創業時から財務顧問として関わっていらっしゃいますが、5期目に突入した現在をどのように感じていますか?
1期目から3期目までは、ほとんど今中と小松が中心となって会社の売り上げを作っていて、それに澤田が続くという感じで、どちらかというと「個人の力が強い組織」という印象でした。それが4期目から5期目にかけえて人が一気に増えて、それぞれが専門分野を持っているような力のある仲間がたくさん加わったことで、チームとしての力がついてきているのを感じます。
新たに加わるメンバーも、これまでは創業メンバーの知り合いが中心でしたが、この3、4ヶ月は僕たちが4年間かけてつくってきたセンス・トラストという会社に魅力を感じて人が入ってくるケースが増えました。センス・トラストと取引した人が、センス・トラストで働いてみたいと転職してくれたこともあり、会社が成長している証拠だなと実感しています。
これまでよりも社員が大幅に増えたことで、事務所の雰囲気はさらに明るく賑やかになりましたが、仲良し集団というのではなく、チームとして締まってきたなと思います。
── 最後に、今後の展望について改めてお聞かせください。
社員が増えて、組織で動くことが多くなってきました。これまでどおり「個の力」ももちろん必要ですが、これからはチーム戦で売り上げ目標を達成していくことも大切になってきます。そのための、組織づくりと内部統制の強化に力を入れていきたいと思います。そのなかで、現在澤田と一緒に取り組んでいるのが、一人ひとりの営業の動きなどを管理して目標達成に向けたパフォーマンスの動向を把握するということです。
それぞれの営業の売り上げが「どのようにしてつくり出されたのか」を分析し、売り上げを出すために必要なことを営業全体に落とし込んでいくという作業なのですが、これによって営業が再現性のあるものになり、結果的に上場へとつながっていくのだと思います。
そのようなことにも力を入れつつ、僕自身は今後も黒子に徹して、みんながポジティブな意味で自由に大暴れできる環境を整えていきたいと思います。
センス・トラストについてもっと知りたい方は、ぜひYouTubeチャンネルもご覧ください!
センス・トラストでは、一緒に夢を追いかけるメンバーを随時募集しています。
ご興味ある方は、以下よりご応募ください。
Instagramも運営中!
ぜひフォローをお願いします!