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【可用性SLA4問】サービス提供時間「だけ」に注目する(FE計算シリーズ)
サービスマネジメントとして、稼働率・可用性・SLAなどが出題されます。
文章から計算に必要な情報を集めて、なかには「計算に不要な値」が罠で混入されていることも。計算も月間がメインですが、週や日単位でも出てきます。
またサービス提供時間「以外」に停止している時間は無視してOK、なんて特徴も。
問題を集めておきましたので、対策を万全にしてくださいね。すぐにできますよ。
それでは始めましょう!
月間SLAの問題がオーソドックス
![](https://assets.st-note.com/img/1712316666086-8xag4I65Px.png?width=1200)
正答はイ。
1ヶ月のサービス時間を計算します。
情報を集めると「30日」「午前8時から午後10時まで」。よって、30日×14時間=420時間。
可用性が99.5%以上なので、許される動いていない時間は0.5%未満。420×0.005=2.1時間。
注意点は「午前8時から午後10時まで」。引き算もしますが、指折り数えた方が間違いがないかも。
サービス提供時間帯「だけ」で計算する
![](https://assets.st-note.com/img/1712316732990-wpJqnRINyX.png?width=1200)
正答はエ。
動いているべき時間は「07:00~19:00」の12時間。
止まっていた時間は「16:00」~「21:00」の5時間ですが、動いている時間に止まっていたのは、16:00~19:00の3時間。動いていたのは07:00~16:00の9時間。
したがって、可用性は9/12=0.75。つまり75%。
可用性はサービス提供時間帯だけに注目して計算します。
サービス停止「時間」に注目する
![](https://assets.st-note.com/img/1712316798106-Kt9xVE76M1.png?width=1200)
正答はウ。
まず、可用性を考える期間は1週間で良さそうです。営業日が「1週間のうち5日」「サービス停止(1週間当たり)」とあるため。
1週間のサービス提供時間は、「5日間」「9時から19時」より5×10=50時間。
1週間のサービス停止時間は、「2回以下」「合計1時間以内」なので1時間と判断。よって提供時間は50-1=49時間。
可用性は、49/50=0.98。98%。
2回×1時間ではないので、少し注意が必要でしたね。迷わず停止「時間」にだけ注目してください。
サービス提供時間外は可用性に関係ない
![](https://assets.st-note.com/img/1712316994938-TgaSo4RqNt.png?width=1200)
正答はウ。
1ヶ月のサービス提供時間は、「30日」「6~20時」より、30×14=420時間。
サービス提供時間内の停止時間は、「7時間」だけ。
よって稼働時間は420-7=413時間。
可用性は、413/420=0.98333…。98.333…[%]。
問題文より「小数点第二位を四捨五入」するので、98.3%のウ。
「3時間」と「8時間」の情報を2つも捨てるので、不安になるかもしれません。しかし「サービス提供時間外」とわざわざ書いているので、相手は引っ掛ける気満々。振り払いましょう。
まとめ
お疲れ様でした。
可用性の計算は、
サービス提供の合計時間
サービス提供時間内での停止時間
サービス提供時間内だけに注目(時間外は無視)
以上3点だけを忠実に守れば、必ず正解します。
時刻から時間を計算する時は、引き算と指折りで確認しましょう。間違えるのがクダラナイ問題ですからね。
他のNoteも良かったら見て頂けると嬉しいです。
気が向いたらまた来てくださいね。お待ちしてます!
\力試しは修了試験で!4回分の解説です/
p.s. 普段は >> 専門学校とIT就職のブログ << をやってます。
でわでわ(・ω・▼)ノシ
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