幼児の絵
幼児が豪快に絵を描きました。色彩も豊かで描き方も大胆でした。そのことから、その後さまざまな行動に自信のある活動や発言が観られました。
このことを心理学的に考察します。
幼児の絵画と行動との関係性:心理学的な考察
幼児が大胆に絵を描くことは、その子の内面を映し出す鏡のようなものです。心理学的に、この行動と自信のある活動や発言との間に、以下の様な関連性が考えられます。
1. 自己表現の自由
•心の開放: 絵画は、言葉で表現しにくい感情や考えを自由に表現できる手段です。大胆な絵は、心の奥底にある感情を解放し、自己肯定感を高めている可能性があります。
•創造性の開花: 制限なく自由に表現することで、創造性が育まれ、新しいアイデアや行動への意欲につながります。
2. 自己効力感の向上
•達成感: 自分自身で絵を完成させるという経験は、達成感をもたらし、自己効力感を高めます。
•肯定的なフィードバック: 周囲から「すごいね!」などの肯定的なフィードバックを受けると、さらに自信がつき、他の活動にも積極的に取り組むようになります。
3. リスクを恐れずに挑戦する姿勢
•失敗を恐れない: 大胆な絵を描くことは、失敗を恐れずに新しいことに挑戦する姿勢の現れです。
•柔軟な思考: 様々な色や形を自由に組み合わせることで、柔軟な思考が育まれます。
4. 心の安定
•ストレス解消: 絵を描くことは、ストレスを解消し、心を安定させる効果があります。
•感情の安定: 感情を表現することで、心のバランスが保たれ、安定した状態を維持できるようになります。
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