子どもの成長を促すアート活動から生まれる主体性と達成感
小学1年生の主体的なアート活動とその成果
小学1年生の男の子が主体的にアート活動を行った事例をもとに、子どもにとって「主体的であること」「主体性を持つこと」がどのような意味を持ち、それによってどのような成果が生まれるのかを考えてみます。
主体的・主体性とは何か
文部科学省の学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」が重視されており、「主体的に学ぶ」とは、子ども自身が目的意識を持ち、自ら進んで学習や活動に取り組むことを指します。主体性とは、大人から指示されるのではなく、自分で考え、選び、実行する力です。
子どもにとって主体的であることは、「自分のやりたいことを自分で決める」「工夫して取り組む」「最後までやり遂げる」といった行動に表れます。
このような姿勢が、創造力や自己表現力の向上につながると考えられます。
今回の小学1年生のアート活動
小学1年生の男の子が、自ら選んだ本の表紙の絵を描きました。
その本の表紙は、モノクロです。
それを自ら選んだ色で着色、そして、自分なりに自由な発想でアート作品として仕上げました。
僕からの指示ではなく、自らテーマを決め、使う素材や表現方法を考えながら取り組みました。
自分で納得のいく作品を仕上げることができました。
主体的な活動による成果
このアート活動を通して、以下のような成果が見られました。
創造力の向上
自由な発想で表現することで、自分なりのアイデアを形にする力が養われました。
自己肯定感の向上
自分の意思で作品を作り上げたことで、「自分にもできる」「自分のアイデアが形になった」という成功体験を得られました。
これにより、自信がつき、次の創作への意欲につながると思われます。
持続力・問題解決力の向上
自ら課題を解決する力が育まれました。また、最後までやり遂げる持続力も養われました。
小学1年生の男の子が主体的にアート活動を行ったことにより、創造力・自己肯定感・問題解決力など、さまざまな面で成長が見られた。主体性を持つことは、単に「自分でやる」ということにとどまらず、「考え、選び、工夫し、やり遂げる」という力を育むことにつながります。
今後もこのような主体的な活動の機会を増やすことで、子どもの成長をさらに促すことができると考えられます。
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