平野レミ「食べればチンジャオロース」は、なるほど納得の美味しさでした
先週土曜の朝ザッピングをしていたら『土曜はナニする』という番組に料理愛好家の平野レミが出演していて、いつも通り手早く(ややいい加減に(笑))何品か料理を作っていました。
平野レミといえば自由で斬新な発想で、料理をとにかく楽しく作るというのがモットー!!というのがこちらにも伝わってきますよね。
「時間とお金をかけて美味しい料理をつくるのが、 “シェフ”。なんとか時間とお金をかけないで、美味しい料理をつくるのが、 “シュフ”」
これは名言です。いかに安く時短で料理を作れるかは、主婦にとって大きなポイントだったりしますよね。もちろんいくら時短でも、美味しくなければ意味がないんですが…。
私はこれまで参考にして作ったことはなかったんですが、平野レミといえば「食べれば○○シリーズ」が有名ですよね。この日も"食べればレシピ"が披露されていました。
その名も「食べればチンジャオロース」。ピーマンは生のまま半分に切り、そこに味付けした牛肉を乗せて食べれば口の中では「チンジャオロース」になるよー!というわけです。
番組で食べた出演者たちは絶賛していました。確かに味はそうなるだろうけど、”生ピーマン”は正直どうなんでしょう?と思っていました。
たまたま近くのスーパーで牛肉切り落としが安く売っていたので、これは作ってみようかと。作るもなにもピーマン切って、牛肉を味つけして焼くだけなんですが(笑)。これに一味唐辛子とか、糸とうがらしをお好みでトッピング。
…で、食べたみた感想です。いやはや。パリッと食感の”生ピーマン”がこんなにもいい味出してくれるとは!「チンジャオロース」のピーマン、あまり炒めすぎない方が何気に美味しいのかも?!これは簡単かつさすがのアイデアでした。
もちろん料理は盛りつけ方も大事だし、本来その料理の”あるべき形”というものがあるとは思います。プロの料理人の方たちからしたら、これは″邪道″と言われてしまうのかもしれません。
でも平野レミの「食べれば○○シリーズ」のレシピは、料理工程をなるべく簡素にして主婦の手間を省いてくれるという観点からすれば、ありがたい大発見なのかもしれません。
「だし巻き卵」の美しい形はこの際どうでもいい!見た目がスクランブルエッグでもいいなら最高!ということで次に作ったのが「食べれば料亭風だし巻き卵」。
…ですが、ネットで見つけたレシピでは平野レミが開発した「わたしの和だし」なる商品を使っていたので、別な「だし巻き卵」のレシピで作りました。「わたしの和だし」を使わなかったので、”料亭風”ではなかったかもしれませんが(笑)?!
「だし巻き卵」をキレイな形に作るのは慣れればそんなに手間ではないのかもしれませんが、私自身は上手くいく時もあれば失敗してしまう時もあります。
その点見た目がスクランブルエッグでいいならば失敗することもないし、こんなに気楽なことはありませんよね。味はもちろん間違いなく「だし巻き卵」でした(笑)!
こちらのサイトでは「食べれば○○シリーズ」のレシピが掲載されています。「食べればチンジャオロース」が「チンジャオロース」好きの夫にも好評だったことに味をしめたので、こちらのレシピを参考にしてこれからも少しずつ作っていってみようかと思っています。
料理は家族への愛情さえこもっていれば美味しくなると信じて(笑)、平野レミのように自由に楽しく料理していければと思います!