選択肢が増えると、苦しくなる
最近、私は服を買うことをやめた。
土日は母から貰ったお気に入りのバーバリーのポロシャツと、GUのパンツの組み合わせばかり着ている。
仕事は私服通勤なので、平日は大体白のトップスに黒のパンツ、などシンプルな組み合わせが多い。
美容系の会社だし、周りはみんなお洒落だし、私も気を遣っていないと、、と思っていた。
だが、元々ファッションには疎いから、毎日考えることがしんどくなってしまった。
そこで一度服をパターン化してみたが、
周りからは「今日もおしゃれだね」
と言ってもらえることが、むしろ増えたような気がする。
朝の慌ただしい時間の中で服を選ぶことに時間を使わず、メイクや髪型に時間をかけるようになったのだ。
私の場合、メイクやヘアアレンジは趣味の一つでもあるので毎日こだわりを持ちたいし時間をかけたいことだ。
今まで以上にパターンを増やし、その日の服の系統に合ったメイクをしたり、髪型を変えたりした。
それだけで、周りからお洒落だと言ってもらえて充分自分らしくいられることに気付いた。
選択肢が増えると、私たちはしんどくなる。
特にその選択肢のジャンルが自分の苦手なもの、疎いものだった場合、苦しくて仕方がない。
人は1日に、35,000回の選択をしていると言われている。
選択をすることが苦にならない人ももちろんいるかもしれないが、優柔不断な私にとっては
これだけの選択をしているという数字だけ見ても苦しくなる。
だから選択肢を減らすことにした。
具体的にやっていることは次のようなことだ。
・服を減らす
・携帯のホーム画面で目につくアプリの量を減らす
・スーパーに行く時は、買う物を決めてそれ以外は目に留めない
・LINEで定期的に連絡を取るのは家族のみ(それ以外は基本インスタのDM)
・音楽アプリは1つにしぼる
これらをするようになり、退屈でない、けど窮屈でない毎日を過ごせている。
苦手なジャンルでは選択肢を減らし、趣味や好きなことは選択肢を増やす。
これが最近の、私の幸福度を上げるコツだ。
今日のメイクも髪型も気に入った。
明日は何にしよう。
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