トライアスロンの始め方
トライアスロンという競技をみなさんご存知でしょうか? スイム(水泳)・バイク(自転車)・ラン(長距離走)の3種目を連続して行うスポーツです。
そしてトライアスロンについてはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「きつそう」「持久力必要そう」「お金が掛かる」「トレーニング時間が取れない」
あたりでしょうか? 私も40歳になるまで、トライアスロンという競技について中身を深掘りしたり、ましてや挑戦してみようと思ったことはありませんでした(スイム/バイク/ランの距離も順番もわからない)。しかし、半年前に入門書を手にした初心者レベルの私が、一度のレースを経験してすっかりトライアスロンの魅力にハマってしまいました。
夫婦共働き子供ありの40代メタボサラリーマン、トライアスロンどころかマラソンも水泳も自転車もまったく縁がなかった私のような人間でも、半年の準備期間でトライアスロン(オリンピックディスタンス:51.5km)を完走できたのですから、ちょっとばかりの興味と勇気があれば、誰でも楽しめる競技だと思います。
私のような初心者のチャレンジ過程を、競技者・ユーザー目線で公開させていただくことが、いまトライアスロンに興味を持ちはじめている方にとって、入門書のような役割を果たせたら嬉しい限りです。
きっかけとその魅力
私がトライアスロンをはじめたきっかけは友人からの飲みの席での誘いです。40歳になり、体力面に不安が出てきていたり、何か新しいことにチャレンジしたいとは思っていましたが、正直最初はノリと勢いです(笑)。友人の言葉で私に響いたのは、トライアスロンはスピードを競うというよりも順位を競うスポーツで、しかも初心者であればレースの完走自体が喜びになるという点でした。まぁ、思ったよりハードル高くなさそうだし、ダメ元で完走目指してやってみよう、くらいのスタートだったわけです。
とはいえ我が家は夫婦共働き、妻と子供2人の普通のサラリーマン家庭です。これまで以上趣味に時間とお金を費やすことに二の足を踏まなかったかと言えば嘘になります。結論としては準備期間も含め、この懸念を補って余りある魅力があったから、ということになるわけですが…。
初めての大会(レース)を完走して、本当に挑戦して良かったと実感しているいまのうちに、半年間の準備期間も含め私がトライアスロンの魅力と思うものを挙げさせていただきたいと思います。
・身体の変化(目に見えて体型が変わる喜び)
・戦略性(目標を立てて達成することの楽しさ)
この2つが大きかったと思います。以下でもう少し具体的に。
身体の変化
具体的には、チャレンジ前後で以下のように体型が変わりました。
体重79kg, 体脂肪23%, 腹囲(ウエスト)93cm→体重76kg, 体脂肪20%, 腹囲(ウエスト)85cm
一言でいうと、体重はほぼ変わりませんが、体型が大きく変わりました。絞れたというやつです。メタボも無事解消です。最初は怪訝な顔をしていた奥さんや子供のウケも結果としては上々でした(笑)。ちなみにレースの直前以外はほぼ食事やアルコールの制限していません。週に2〜3回は会食などで飲酒しつつも、基本的に運動中心に身体を作っていった感じです。具体的にどのようなトレーニングをしていたか、食事について気をつけていたことや摂取していたサプリメントなどは別途お伝えしたいと思います。
戦略性
戦略を立てて目標を達成することの楽しさについては、ビジネスパーソンの方に対しては言わずもがなかもしれませんが、KGI(ゴール・目標)を設定し、KPI(ゴールを達成するための最も重要な指標)を管理・運用する楽しさと似ています。そしてビジネスと比較すると圧倒的に外部環境によって左右されることが少ないため(特に準備期間)、着実に成果に結びついていく実感があります。そしてトレーニング時間と成果を意識的にコントロールをすることで、時間の使い方(タイムマネジメント)も上手くなったように思います。
結果として、当初「完走」を目標にしていましたが、トレーニングを経て「3時間以内に完走」と目標を上方修正し、達成しました。
このように目標を上げ、かつ達成できたのも日々成果が実感できたゆえ、かもしれません。トライアスロンという競技はレース当日だけでなく、その準備過程を含めて、ひとりひとりのライフスタイルの中にフィットさせていくことで、よりその魅力を発揮すると思います。
人生が変わるというと大げさに聞こえるかもしれませんが、自分にとっては上述した以外にも多くの副次的な効果を得られた、近年稀に見る最高のチャレンジだったと思っていますので、ぜひ一人でも多くの方にこのnoteを通じてトライアスロンの魅力の一端を感じていただけたら幸いです。
ということで、前置きが長くなりましたが、次回以降は以下のような内容を提供していく予定です。
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<投稿予定コンテンツ>※随時変更可能性あり
・必需品:スイム(水泳)
・必需品:バイク(自転車)
・必需品:ラン(ランニング)
・トレーニング
・食事
・サプリメント
・レース準備(チェックリスト)
・レース当日
・はじめてのトライアスロンを終えて
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