進歩とは前に行くこととは限らない
先日実に興味深いお話を生徒さんからいただき
(大概私のキヅキは生徒さんからいつもやってくる)
生徒さんとのレッスンに感謝しかないなと思っています。
要約するとこんなこと、とても優秀な女性であり常に勉強、進歩にも余念がない方から
「最近レッスンを通して身体の力を抜くってことの意味がわかってきたし、身体がよくなる感覚も前よりわかってきました。」
「で、力を抜けるようになってきから、常に意識することをあれこれやっているのですが合ってますか?骨盤底筋に力を入れて上へ伸び合う意識とか、などなどなど。」
ほほ~と思ったのです。
私「とってもわかるけど、力抜くだけでいいよと。」
生徒さん「力を抜いたら何をしたらいいの?」と。
これって彼女だけの話ではなくて、本当に多くの方、頑張っている方(もしかしてすべての人)が無意識にもっているマインドなんだと思ったのです。
進歩した、前へと進めたい、そのために努力する。
力を抜く、何もしないなんて退化だ。と。
わ~か~る~!死ぬほどわかる~!と思いましたよ。
なぜなら私もかつては頑張らないとか、人として前進しないなんて
「ありえない‼」と強く思ってしまうくらい自分自身が前へ
前へと進めるタイプだったので。
力を抜いたら だらっとしてしまうんじゃないか
とか
力を入れないと 怠けてしまうんじゃないか
とかね。
これはどんだけ口で説明しても、頭でわかろうと思っても
実感することは難しくて
なぜならば、【力は抜いてはいけないもの】という定義を信じているから
それは頭で理解してるとか
ではなくて多くの人が思っている集合意識であり
潜在意識だから。体感して理解するしかないのです。
だから
しつこいけれど、こつこつ、こつこつ
「感じる」をやっていくことで変化につながる
力が抜けたら後退したのではなく
力を抜くことができるようになった(力を抜くをしている)
進歩なのだということを
体感すること
また、自分という存在への信頼や
大きく言うと人生というものへの信頼が
力を抜いたほうが味わえると思うのです。
がんばったから今があるもいいですし
がんばらなくても今が素晴らしい
そもそも素晴らしいってわかったら素敵ですよね。
そして本当は知っているですよね、みんなそれを。
なので進歩は前ばかりじゃなくて思わぬ方向に進んだり
戻ったり
でもそれらすべてが全部〇です。
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