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あなたの“それ”もインプットになりますよ

こんにちは、セレステです。

よく“モノづくり”をしていると、「インプットが大事、そうして取り込んだものをアウトプットするのも大事」などという言われ方をしますが、たまに、「何かないか」「とにかく本を読もう」などとちょっとした強迫観念のようなものにかられ、無理やりインプットしようとしていることは無いでしょうか。

積極的にインプットするという姿勢は良いのですが、それが「とにかく何でもいいから」と無理やり自分が全く興味がないようなところにまで及ぶようになると「それは、どうだろう?」とも思ってしまうのです。

そしてこれは、「アウトプットすることを前提にインプットしようとすると起きやすい」と思っています。


これをnoteで例えると、

  • アウトプット……記事を書くこと

  • インプット……ネタ探し

ということになります。

「記事を書きたいが思いつくネタがない、何かないか何かないか…」
こういうことありますよね。


でもアウトプットの元になるものって、案外なんでもないようなことにもあったりします。

僕の好きなnoteのクリエイターさんに、その日食べたお昼ごはんを写真とともに毎日投稿している方がいます。ほんとにそれだけの投稿なんですが、このただの日常っぽさが「なんか良い」んですよね。

では、それを真似するのが良いのかというと、そういう話ではなくてこの「お昼ごはんに〇〇を食べた」というだけのこともインプットになり得るということなんです。


ちょっと例を出してみましょうか。

「カレーを食べました」⇒「別の日に食べたこっちの店のカレーはどうだろう」⇒「家でのカレーだとこんな具が入っているよな」

こんな感じにただ「カレーを食べた」ということだけでもいろいろと思考が飛びますよね。どうでもいいことと言ってしまえばどうでもいいことです。ですが、このどうでもいいことでもちょっと考えを巡らせるだけでインプットになるんです。


食べ物でなくてもいいですよ。服で考えてみましょうか。

「いやぁ…自分はいつもスーツ姿だし…」

なるほどスーツならそんなに毎日変化はない。しかし、その下に着ているYシャツは?ネクタイは?

「気づいたら火曜日はいつもこのネクタイをしているな」
「シャツのローテーションが1週間で決まっていた」

こんな感じのことはないですか?では、なぜそう決めています?

「そりゃ、このネクタイの色が自分の中では火曜日のイメージに合って…」

それでひとつの記事ネタになりません?

「あ」


ちょっと出来上がりすぎじゃない?と言われてしまえばそうなんですが、要は普段のなんでもないことからも十分インプットできるということです。

それらがすぐにアウトプットに繋がるとは言いません。

ですがこのなんでもないこともちょっと意識していれば、いつか形になってアウトプットできるものになる可能性もあります。


「最近インプットが出来ていない!どうしよう…」

そんなときは焦らないでちょっと普段の自分を振り返ってみましょう。




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