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lesson 34: スタッフ自身に問題に気づいてもらうための面談方法/フィードバック的関わり方の面談−③《スタッフ育成向上講座》
前回まで3回にわたって、スタッフ育成向上講座では店長面談のポイントや注意事項等について解説をしてきました。(まだご覧になっていない方は以下からどうぞ)
今回はその次のステップです。
内容は『フィードバック』について。
フィードバック、一般的な言い方に変えると「ふりかえり」のようになりますね。
しかし今回はもう少し突っ込んだ内容をお届けします。
店長面談ではスタッフと普段取りづらいコミュニケーションを取るのがまず最優先です。
そこで店舗のビジョンを共有したり、スタッフの目標設定をするなどして、今後の店舗運営やスタッフの育成につなげていくことが求められます。
ただ時には、スタッフの現状をなんとかして変えなければならないこともあります。
コーチング的な関わりを深めながら促す場合もあるのですが、場合によっては今すぐにでも変わってもらわなければならない場合もあるかもしれません。(僕もやっぱり何度もありました)
こうした時にコーチング的に関わっていると、時間がかかりすぎたり、本人がいつまでも気付けないということも。
そこで必要になるのが、フィードバック的な関わり方です。
普段の仕事ぶりを通して、「あなたは今こんな状態ですよ」「だからこれからこうしていかないとまずいかもしれませんよ」と”暗に”ではなく”直接的に”伝えるというやり方。
でもこのやり方もコツを掴んでおかないと、スタッフの意欲を削いでしまったり、不機嫌になってしまうだけで終わるなど問題をはらんでいます。
というわけで、今回はこのフィードバック的関わり方の面談について書いていきます!
lesson 34: フィードバック的関わり方の面談−③《スタッフ育成向上講座》
いくらコーチングなどで丁寧に関わっていても、なかなか変わらない人は存在します。
本人が問題に気づける能力がないとコーチングは機能しづらいので、時間の限られた店舗という場所にあっては、直接的に問題を理解してもらうための関わりが必要になることもあるわけです。
そこで必要なのが、フィードバック的関わり方の面談。
フィードバックは「ふりかえり」と訳されることもありますが、ビジネス的には、
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