アンラッキーなお客様に当たってしまう人ほど考えておきたい《販売力向上講座note》
*こちらは無料記事です
こんにちは。接客販売トレーニング&コンサルティング事務所 kocori(ここり)代表の坂本りゅういちです。今回の記事はこんな内容です ↓
■不運を疑う
本当にただのアンラッキー?
接客販売では、お客様と話す時間が必要になります。
そんな中で、やたらと優柔不断なお客様に当たって時間がかかってしまう。
妙にクレームを受ける回数が多い。
接客の仕事をしていると時にこういったいわゆる不運に見舞われることもあります。
ですが、これは単なる不運ではないかもしれません。
優柔不断なお客様によく当たる人。
それはその販売員がお客様を迷わせてしまっているのかもしれません。
商品クレームによく当たる人。
それは販売員や店のチェック不足が招いていることかもしれません。
本当に不運なだけということもあるでしょうが、ただ単純に「私って不運だな」と思う前にその不運を疑ってみることも大事です。
不運そのものには何かしらの原因があります。
絶対的に妙なお客様でない限りは、その原因は販売員自身や店の運営の質の低さが生み出していることがほとんど。
クレーム関係に関して言えば、一人の販売員の問題ではなく、チームとしてもしくは店としてそういう原因を作り出しているのかもしれません。
商品クレームの多さは、検品不足。
接客クレームなら接客力不足。
最近何か「不運だな」と思うことはありませんでしたか?
その不運を避けるためにはどんなことができたか考えてみたでしょうか。
ほとんどのお客様は、何もそうしたくてしているわけではありません。
買い物体験の上では、問題なく商品を購入して普通に使えればそれでいいわけです。
自分自身や店全体、ひいては会社全体の問題を探ることができる良い機会になりえる『不運』。
そのままにして片づけずに一度疑ってみてください。
場合によっては、店や企業そのものが相性の悪いお客様を集めてしまうような施策や営業をしている可能性すらあります。
この話を読んであなたならどう行動しますか?