Nobody's Fault but Mine [山形・宮城蔵王②]
お天気が心配で、朝4時に目が覚めてしまいました。そんな山形の2日目。天気予報サイトを何度見ても山形県の曇りマークは変わらず。
Today’s お釜の天気予報も「視界不良」。
無理か〜。
お釜は見れなくても、途中の道の紅葉は楽しめるかもしれないと思い直してナビを設定します。
ナビの声:「到着時間は9時、到着場所の天気は晴れ、降水確率は・・」
え!晴れ?よく分かんないけどラッキーです。天気予報の曇りマークは何だったのかと思いながら、現地へ向かいました。
蔵王エコーラインから蔵王ハイラインへ。
そして、いよいよ。ドキドキ早足になります。
すっかり興奮しているので、何だか息が切れてしまいます。ああ、この目で見ることが出来るなんて。
10時も過ぎるとだんだんと人が多くなってきました。お久しぶりの観光バスまで登場したので、撤収します。ありがとうお釜!さいなら。
神様からのメッセージ(おみくじ)は、しかと受け取りました。精進します。
さて。帰りましょうか。
いや?そういえば友人が大好きな「かみのやま温泉」が近い場所にあるのでは?今から温泉は無理でも、ちょっと立ち寄って、アレを買いたい。
こちらの饅頭を是非お土産に買って行きたかったのです。そしてこのお店は、あんこトッピング等のソフトクリームもよく話題に上がっていたはず。
あんこが、甘さ控えめで誠に美味しい(鼻息)。
このあんこは気に入ったぜ!あんこ力説。
天気良し。もう少しお散歩します。てくてく。
「アカリトリノマド」さん
アカリトリノマドさんで静かにコーヒーを飲みながら時を過ごします。
空間も音楽もコーヒーも私も、穏やかに同じ位置にいるような充足感。流れる音楽はニーナ・シモン。
「Nobody's Fault but Mine」
コーヒーを飲む手が止まってしまいました。
胸が苦しくなり、目をつぶり、ぎゅっとする気持ちの中に放り込まれます。こんな感情は苦手です。でも、これを感動というのでしょうか。
時間も押してきたので、帰りましょう。
アカリトリノマドさんを何度も振り返りながら。
遠く山々を見つめながら。
・・・
初山形は良い旅でした。今回行けなかったところもたくさんあります。そのうち、再び。
うん。次はどこへ。あそこへ。