おいしいもので出産を乗り切った話
「食の愉しみ」で出産モチベを高めるべし
出産までの日々は、とにかく不安やストレスがつきまといました。
しかし、自分がハッピーになれるものがあればそんな不安やストレスも乗り越えられると信じ、私は「食」に愉しみを見出して過ごしました。
産前産後に、里帰りの実家で食べたもの、自分が作ったもの、産院で食べたものなどについて備忘録的な感じで書きたいと思います。
「朝ごはん」によりフォーカスしようと決めた日
これまでも、そしてこれからも、朝食を抜くことはない。
むしろ朝ごはんは何かしら食べてきたけれど、私が用意して食べる朝ごはんと言えば、パンとコーヒーだけで済ませるということがほとんどだった。
それで満足と言えばまあ満足だけれど、朝はとにかく時間がなかったため、栄養バランスは重要視していませんでした。
さらに、夫は朝ごはんを食べない人(こちらが用意しない限り、自ら用意して食べない)なので、ある意味、夫婦そろって朝ごはんにはフォーカスしていませんでした(お互い、朝に弱いというのもありますが…)。
里帰り出産のため実家で過ごすようになり、授乳を終えた後、毎朝8時ごろに母と朝ごはんを食べていました。
朝食は、毎朝母が用意してくれました。和食中心で、主食、主菜、副菜などバランスが良く、彩り豊かな朝ごはん。久しぶりに母のつくるごはんの味を思い出しました。
「味噌汁って、身体に染み渡って、なんかホッとするなぁ…」と、久々に朝ごはんでいただく味噌汁に感慨深い気持ちになりました。
白米に味噌汁、漬物や納豆、卵とお肉のおかず…。バランスが整った完璧な朝食に朝から感動しました。
自分自身や夫、そして最も子どものために、これからはバランスを考慮した朝食を用意しなくては…と感じ始めました。和食でも洋食でも、栄養バランスを考えたものを用意しようと決意したのでした。
母にポイントを聞くと、朝ごはんのおかずは作り置きをしてタッパーで保存しているとのこと。それが今までは億劫だと思っていましたが、「家族の健康のために、私は朝ごはんづくりを頑張ろう!」と思いました。そして、夕食は料理好きの夫に任せよう(笑)
産院選びの決め手は「美味しいごはん」
妊娠中、里帰り出産をする産院をどうしようかと探していると、何やら専属シェフがいる、まるでホテルのような綺麗な産院を見つけました。その産院について母に伝えると、母がワクチン接種等で行ったことがあり、院長がとても感じがよく、物腰柔らかだというので即決。
その産院の公式ウェブサイトやSNSを見てみると、とても病院やクリニックとは思えないクオリティの外観や内観、食事メニューなどの写真を見つけました。
そしてなんと、産後のママはご褒美として専属シェフからのお祝いディナーを食べることができると…。「もうここで産みたい!」という気持ちでした。
陣痛が来てから約1週間ほど、産院で過ごしました。
やはり、ここにして良かったと思えました。
院長や副院長、そして看護師、助産師、受付など病院のスタッフの方々には本当にお世話になりました。そして、対応が的確かつ丁寧で、いつでも自分に寄り添ってくださいました。
そして楽しみにしていた食事は、1日の中で、朝食、昼食、おやつ、夕食を提供してくださいました。お、おやつまであるんですか…?
毎日の食事が本当に美味しくて、時間をかけて、すべて残さず食べることができました。
そして極めつけは、退院日前夜のお祝いディナー。
産院の一階のお部屋で、同じ退院日の方々と食事をしました。
シェフが、一つ一つのコースの内容について説明してくださり、一品ずつタイミングをみてサーブしてくださいました。久々の生魚や生ハム、チーズ。そしてノンアルのスパークリングワイン…。すべての料理に舌鼓。
コースディナーを味わいながら、「お産を乗り切ることができて良かった…」と心から感じました。
ここが産院…とは思えない空間と時間に浸りました。
本当に感謝です。
里帰り中に家族にふるまったごはん
里帰り期間は、ごはんはほとんど母に作ってもらいましたが、たまには料理をしてました(笑)
家族にも好評だったので、また家族に作ろうと思いました。
以上、産前産後の食事記録でした。
近いうちに、読んだ本のことについても書きたいと思います。