漢字 について
漢字は中国大陸で生まれた表意文字です。
文字自体に意味があります。
アルファベット や ハングル文字 は 表音文字ですね。 表音文字はその文字の組み合わせで意味が生じます。
漢字の成り立ちには、
象形(そのものの形を字体で表す、例えば、川、山、火 林 森など)、
指示(字形が意味を示している 例えば 上 下 中 など)
会意(意味と意味を組み合わせる。 例えば 炎 岩 )
形声(漢字の読み方に 意味を組み合わせる、例えば、 開 味)
※形声は音読み の 読み方 を借りています。 味 は 未の「み」の読み方。
さて、漢字も 中国大陸、台湾、日本、シンガポールでは異なります。
中国本土では簡体字と呼ばれ、漢字を簡単な字形にしています。まるで記号です。しかし、近年、元々の字形が復活 復権しつつあります。 元々の字形を繁体字と呼び、台湾では繁体字が中心です。 日本の漢字は日本独自に簡略した新字体です。
日本で生まれた漢字を国字と言います。 例えば、峠、働く などです。