2024/09/02(月)4万円の香水と僕。
空港の荷物検査後に待ち受けるのは、煌びやかに輝く名の知れたラグジュアリーブランドの玉手箱だ。
コカコーラのペットボトルを手に握り、キャップを後ろ向きに被った場違い感否めない青年ではあったが、思い切って香水コーナーに立ち寄ってみた。
「そんな変な形せんでええやん」
と言わんばかりの曲線を描いた香水ケースを手に取り、頂点をプッシュし左手首に液体を振り撒いてみる。4万円の香水の香りとは如何なものかと鼻を近づけてみた。
なるほど、この甘酸っぱい香りがクセになるな。きっと長持ちもしてくれるのだろう。そんなことを考えていた瞬間、突如として嗅覚を刺激したその香水の香りが大きなクシャミを引き起こした。
僕に合う香水、中国人のおばちゃんが経営するお店で買った3ユーロの香水が好きだ。
匂いは大切。今後とも気を遣っていこうと思う。