2024/10/22(木)創作たるもの。
色ひとつ無い真っ白なキャンバスに絵を描く。
出来栄えなんてどうでも良い。ただ、描きたいと思うから描く。
それでも美術の先生は、
「ここはこの色を使ったらどう?」
とアドバイスをくれるだろう。
文字ひとつ無いパソコンの画面に、思いつくまま文章をタイプする。
出来栄えなんてどうでも良い。ただ、書きたいと思うから書く。
それでも文章に精通する文筆家は、
「ここはこの表現の方が良いんじゃない?」
とアドバイスをくれるだろう。
勿論、その分野に秀でた人の言葉を素直に聞き入れるのは大切だ。素直さが如何なる分野においても必要であることは言うまでもない。
それでも僕はこう思う。
自分が表現したい描き方で、自分が表現したい言葉で。
誰に何を言われようと、自信があるのなら、それでいいのだ。
創作と言うものの在るべき姿。
本来誰かに口出しされる筋合いは無い。
描きたいから描く。書きたいから書く。
たとえ目の前の人に響かなくとも、どこかの誰かの心を動かす可能性が、あなたの作品にはある。