内モンゴル旅行記_まるで修学旅行!??うら若き日本人留学生たちに囲まれて
どうも!
セイタです!!
現在北京大学修士課程で社会学を学んでいます。
この記事では2023年4月29日に参加した2泊3日の内モンゴル旅行について書いていきます。この旅行は北京の旅行者が組んだパッケージツアーとなります。参加しているメンバーはほぼ全員北京にいる日本人留学生です。主な大学は北京大学、清華大学、北京語源大学、北京外国語大学でした。総勢200人の大所帯です。
※以下紹介記事になります。
パンフレットはこんな感じです。
それでは、本題に入っていきたいと思います。
スケジュール
まずは、旅行日程について簡単に紹介させていただきます。
スケジュールはざっくり上記のようなものになります!!
上記スケジュールを見てもらえればわかるかと思いますが、ずっと移動してます(笑)
ちゃんと観光できた時間を計算すると
・乗馬30分
・砂漠4時間
・博物館2時間
上記合計の6時間半となります(笑)
3日間いて、実質観光時間は6時間半です、、
これは中国のパッケージ旅行あるあるです。中国は国土が広いため、移動時間がどうしてもかかってしまいます。日本人の感覚でいえば、ありえませんが、中国だと割とあるあるです。
観光地
それでは、旅のメインである三つの観光地について簡単に説明させていただきます。
草原での乗馬体験(希拉穆仁)
最初の観光地は草原でした!!とはいっても30分程度の乗馬以外に特に何もしてません(笑)およそ10人程度のグループになって乗馬していきます。そこそこお尻が痛いので気張っていきましょう
砂漠でのアトラクション(银肯塔拉)
二日目には砂漠を訪れました。「へ、砂漠なんて・・・」と正直思っていましたが、たくさんのアトラクションがあり、思った以上に楽しめました。
砂漠ではラクダに乗ったり、バギーに乗ったりする以外にも、滑り台や大きな車での遊覧、ジップライン、滑り台など多くのアトラクションがあります。
今回の旅で一番面白かったのは間違いなく砂漠でした。
恐竜化石博物館
最終日に訪れたのは恐竜化石博物館です。かなり大きな博物館です。とんでもない行列ができていましたが、外国人だからかなぜか横入りできました(笑)
自分は博物館が大好きなのですが、かなり時間をかけてゆっくり回るので、だれかと行くことはありません。また、今回の旅行では博物館をあまり好まないであろう学生向けのプランだったので、めちゃくちゃ大きな博物館だったのですが、自由時間が2時間に設定されていました。なので、自分も博物館を巡るというよりは、一緒にいた子とお喋りを楽しむという方向にシフトしました。
3日間の食事
それでは、皆さんが一番気になってるであろう3日間の食事を紹介させていただきます。ちなみに、ほぼすべての料理が円卓でよく知らない学生と一緒にご飯を食べる形式でした(笑)
・1日目昼食
・1日目夕食
・2日目朝食
・2日目昼食
・2日目夕食
・3日目朝食
・3日目昼食
以上が、3日間の食事になります。トータルでの評価は5点満点3.5点といったところでしょうか?モンゴルっぽい料理が出ることもなく、めちゃくちゃおいしいわけでもありません。ただ、別にめちゃくちゃまずいわけでもありません。なので、まあまあといった評価です。
総評
最後に、今回の旅の良かった点と悪かった点を述べていきたいと思います。
自分の記事は下げて、上げるスタイルなので、悪かった点から紹介させていただきます(笑)
悪かった点
第一にスケジュールに関してなのですが、旅行期間中ほとんどバスにいます、、、
しかも、特にやることがないため、友達と雑談するか睡眠をとるかの二択になります。
余談ですが、自分は旅行前日から少し風邪気味だったのですが、ずっと寝てたおかげで、旅行の最終日には体調がよくなっていました(笑)
ずっとバスにいるのですが、バスの運転手のマナーが終わっています。禁煙のバスで煙草を吸うわ、みんな寝ている中バカでかい声で個人的な電話をするわ、クラクションを鳴らしまくるわとやりたい放題です。自分も中国と関わってきて長いのですが、ここまでマナーが悪い運転手は初めてでした。
スケジュールに関して言えば、もともと予定していたスケジュールが大幅にずれることがしょっちゅうありました。それもツアーガイドがそもそも時刻をあまり正確に伝えていなかったり、そもそも人によって設定されている時間に差があったりと手際の悪さが目立ちました。
唯一の憩いの場である宿泊場所も劣悪でした。
1日目は偽物ゲル(ゲルとは名ばかりの半球対の構造物)に泊まりました。5月でも内モンゴルの夜は寒く、0度を下回るのですが、暖房設備が弱く、寒くて寒くて震えていました。あと、自分は以前も内モンゴルに来たこともあり、偽物ゲルのシャワーからお湯が出ないことはわかっていたので、そもそもお風呂に入るという選択肢を選びませんでしたが、人によっては氷点下の寒空の下冷水を浴びたようです。
二日目は四つ星ホテルに泊まりました。ここは内装もきれいでスタッフの対応もしっかりしており、暖房もよく効いていました。問題はシャワーが茶色いくらいです!!!話を聞くと水道管があまり使われていないため錆びているとのことでした。あきらめて錆び錆びシャワーを浴びました。僕の部屋はまだ錆びてはいたもののシャワーは暖かかったのですが、部屋によってはお湯が出ない部屋もあったそうです、、
以上がこの旅行の悪かった点になります。
ここまで読んでいただいた読者の方はひょっとすると「絶対参加したくない」と思っているかもしれません(笑)
そのように考える人はこのパッケージ旅行に参加しない方がいいかもしれません。というよりも中国留学がひょっとすると向いていないかもしれません。この旅行のようなことが中国留学においては大なり小なり発生します。そのようなちょっとしたトラブルを笑って、なんならネタにして乗り越えるような人が中国に向いている人なのだと自分は感じます。
それでは、お待ちかねの良かった点について述べていきます!!!
個人的な感想としては上記のような悪かった点はあるものの、良かった点と天秤にかけてみたところ、よかった点が上回ると感じています。
良かった点
・
・
・
・
・
・
・
2点だけです(笑)
まずは、コスパの良さから話していきます!!
この旅行は2泊3日の
・移動代
・ご飯代
・観光地の費用
全て諸々込みで
・
・
・
・
なんと!!!!
1,100元です!!
日本円にすると20,000円くらいです!!
大阪人が東京観光しようと思うと、行きと帰りの新幹線(27,000円)で終わってしまいます(笑)
また、夜行バスで行ったとしても、宿泊費とバス代ですべて使いつくしてしまうのではないでしょうか??
このパッケージ旅行では以下の内容がすべて含まれています。
・乗馬体験:自分が2015年に乗った時は300元かかりました。
・砂漠観光:入場料とアトラクション代、ロープウェイで510元かかっています。
・ご飯代:基本的にそこまで高いお店には行っていないのですが、二日目の夕食は高級火鍋でラム肉がめちゃくちゃ大量に出てきました。たぶん100元以上したと思います。
・宿泊費:これに偽ゲルと四つ星ホテルが少なくとも一泊100元はかかっていると思います。
これだけですでに1,100元です。さらに、その他食事代やバスの移動費、博物館見学にもお金がかかっていることを鑑みると、如何にコスパがいいかが分かります。パッケージ旅行はやはりコスパがいいというメリットがあります。
次に、日本人の学生がいっぱいで修学旅行のような気分を味わえるという点について書いていきます。
人によっては、日本人が多いパッケージツアーよりも中国人が多いパッケージツアーで、中国人の友達を作りたいという被ともいるかもしれません。ただ、2015年に4,5回パッケージ旅行に参加したことがあるのですが、パッケージ旅行で友達ができたことが一度もありません!!というのも、そもそもグループで参加していたり、ほとんど移動時間で他の参加者と交流を深める時間が少ないというのも理由として挙げられます。
まあ、どちらにせよ大学生にもなると、100人を超えるような大所帯で移動する機会は非常に少なくなるかと思います。なので、まるで高校生や中学生のような気分を味わえるのはなかなか悪くないです。
以上が内モンゴルパッケージ旅行の内容になります。
今回の内モンゴル旅行は自分にとっては3度目の内モンゴルになります。しかもそのうちの一回は、8年前の2015年の話になってしまうのですが、今回のパッケージ旅行と酷似した旅路を歩みました。別の媒体で記事を書いていたのですが、Noteに移植しました~
もし今回の記事を読んでいただき、おもしろいと感じていただけたのであれば、そちらもぜひともご覧ください。
それでは、本記事は以上とさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
以下のマガジンでは、中国各地を旅行した経験について執筆しています。
もし気に入っていただけたならば、
スキとフォロー、マガジンの購読よろしくお願いします~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?