黒豆は水腫にもよし食を消す胸のいきるや胃熱去るもの - 養生やまと歌 069
黒豆は瘀血や体内の冷えを散らしたり、腎を補うともされており、以下のような歌もあります。
黒豆を塩にて煮しめ常に食え腎を補う薬なりけり(『和歌食物本草』)
くろまめは五蔵のふそく補益して瘀血を下し内寒を去る(『宜禁本草集要歌』)
塩で煮染める場合は、腎臓に逆に負担がかかってしまわないように、塩分はできるだけ控えるようにしましょう。
*******
養生やまと歌とは
和歌形式の養生書、食物本草書、経穴書から、養生のキホンが学べる100首を厳選し、イラストを付けてご紹介していきます。
Twitter と Instagram でも更新中!
https://twitter.com/seishindo89
https://www.instagram.com/seishindo89/
養生やまと歌凡例
凡例や参考文献は第一首目の下部に掲載されておりますので、以下のリンク先からご覧ください。
https://note.com/seishindo89/n/nf1741632a9
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?