名将は戦わずしてかつ軍良医はいまだ病まざるを治す - 養生やまと歌 004
健康的に生きるには、養生が何よりも大事です。理想は「戦わずして勝つ」ですね。ただ、病気は体質や運に左右されるところもあるので、完全回避はまず無理でしょう。
現実的には、病になっても軽くすませる、倒れてもまたすぐ起き上がれる体を作る。これこそが養生の役割になります。
東洋医学は予防を大変重視しており、この「未だ病まざるを治す」は、『素問』という大昔の鍼灸学書に記載されています。そこでは、病気になってから治療することを、「喉が乾いてから井戸を掘り始めるようなもの」とも喩えられています。健康な時こそ養生しましょう。
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養生やまと歌とは
和歌形式の養生書、食物本草書、経穴書から、養生のキホンが学べる100首を厳選し、イラストを付けてご紹介していきます。
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養生やまと歌凡例
凡例や参考文献は第一首目の下部に掲載されておりますので、以下のリンク先からご覧ください。
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