病院に通いたい!って思って通っているわけではないし、 薬飲まなくていいなら飲みたくない、と思っている人がほとんどじゃないでしょうか? 私もそうだったのですが、漫然と精神科通院を続けていると薬が増えていったり、精神科卒業とは程遠くなってしまうので、これだけはやっておいてほしいことをまとめます。 1.病気を受け入れる基本的なことですが、ここは重要です。 ここをクリアすることが不快な症状から解放される第一歩なのです。 受け入れる、というのは「自分自身の問題として向き合うこと」
こんにちは。 幸福になるためには何が必要ですか?どうなる必要がありますか? 素敵な恋人、理解のある家族、社会的名誉。。。 それらは実は幸福になるためには必要ではありません。 幸福度については生活環境や社会的地位は関係ないのです。幸福に対する周囲の環境による影響は1割程度なのです。生産性に対するIQなど能力が与える影響は25%程度であり、残りの75%はストレス処理など後天的なものなのです。また、幸福感が高くなると生産性も37%上昇するのです。成功により幸福になるのではなく
気がついたときにはすごく調子が悪いということはないですか? 自己洞察力とは心身の状態を理解することで、それを鍛えることで、体調の悪化を防ぎ、調子のいい状態を維持することができます。心身のバランスを崩していないひとでもベストパフォーマンスになるためには自己洞察力は重要になると思います。 精神科の患者さんは外側のセンサーはよく働くけど、内側のセンサーはあまり働かない人が多い気がします。外側のセンサーとして、人の気持ちを汲むのは得意だったりかえって気を遣いすぎたりするけど、自分
こんにちは。 コロナがだいぶ騒がしいですが、身体やこころの調子は大丈夫でしょうか? 自粛が続き、孤独感や不安感がいっそう強くなりますが、内面を見つめ直し、新たに成長する機会に変えてしまえるなら、むしろいまはチャンスの時かもしれないと思います。 私は愛着障害やPTSDの患者さんを診ることが多く、その延長でプライベートでも愛着障害やPTSDの生きにくさのある人にそれを指摘したりするけど、表面的な理解に留まっていることが多く、難しいことは抜きにして、愛着障害を抱える本人や、なんと
こんばんは。 今日は精神科の病気の方が利用できるお金に関する制度のまとめをしようと思います。もっとこれもあるよ!とかあればコメントいただけると嬉しいです。みんなで情報をシェアしましょう! 精神科の病気になると、働くことが難しく、お金に困ってしまうことも多いんじゃないかなと思います。お金のことで悩んでしまうと、病気の治療どころではなくなり、悪循環になってしまいます。 精神科の病気が診断されて自動的に支援がされるわけではないので、知らないとサービスをうけることができません。 こ
こんにちは。 気持ちがうまく伝わらない。言ってることを理解してもらえない。 そんなことって結構あるんじゃないかと思います。 言葉ありきでコミュニケーションを行いますが、 実際には、感情や想いがあり、それを言葉にしているというプロセスがあり、 論理的に伝えようとしても難しい訳です。 そもそも人の気持ちは広がりがあるものなので言葉や論理で表現しきれないのです。 哺乳類は母と子の繋がりをもつことで種を存続させています。愛着が基盤にあるわけです。 精神科の病気を持つ人はほとんど愛
こんばんは。 今日も患者さんと話してて、病気の捉え方を改めて考えることって大切だな、と思ったので記事を書いていきます。 みんなが思っていることは、 「精神科の病気とはこころの病気である」 違います。 脳の病気です。 内科の病気と、精神科の病気と、両方お持ちの患者さんに精神症状を聞くときに、こころの病気の具合はどうですか?なんて聞きますけど、それはわかりやすく聞いてるだけで、そういう捉え方はよくないと思います。 なぜよくないかというと、こころなんて曖昧で、健康なこころと
はじめまして。プロフィールもあまり出来上がっていませんが、どんな人が書いてるのかな、と思った方のために自己紹介を書いておきます。 精神科通院中の精神科医です。 医者業界では、専門の診療科の病気になると言われますが、精神疾患になったあとに精神科を志しました。 私にしかできないことはあるんだって思いながら仕事しています。痛みや苦しみの共有って当事者同士じゃないと細かいところまでは難しいと思います。確かに、精神科に通院しなくてもこころのひだみたいなものがある人もいます。でも精神