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指でつまむは、ペンか振り子か 2 ~どうせ一生やるんだから、よくない?~
なんだか着せ恋の回数タイトルみたいになってきたな。こうなったらもう、この路線で突っ走ろうか。よくない?
中谷彰宏さんという作家さんが著書で、しばしば人生について語っている。どこか突き放した感があるのが、巷にあふれる「好きなことをやって生きよう」の類とは異なる点だ(いや、本田健さんも大好きなんだけどね)。
特にクリエイターの生き方については「どうせ黙ってても一生やっていくんだから、損得とか関係ないんでしょ?」である(意訳込み)。突き放されたものだなぁと思うが、この言葉にはなぜか救われている。仰せの通り、ほっといても黙ってても、損得抜きに創り続けていく自分を肯定してくれているからだ。
マネタイズ。創作活動には嫌というほどついて回る言葉で、これまで数十年というクリエイター人生で悩まされなかった日はないけれど、不思議と執着はしていない。匙を投げているのとはちょっと違うな。運命みたいなもので、やることやったら後は人知を超えたなにかに任せようという思いで、後は日々ちょこまかと日々手を動かしている。それしかできないから。いまやれることをやるしか。
というわけで、マネタイズという呪いに掛からないようにしているのがクリエイターとしてのスタイルといえばスタイルかもしれない。でもお金が井戸から湧き出てくるよう、キャッシュポイントは至るところに掘ってるんだよ? このnoteでも有料版をあちこちに置いている。誰も買ってくれないんだけど(笑)。気にしない、気にしない。
トップ画像はゆうちょ口座をイメージしてみました(笑)。個人事業主時代は振込先口座で、ゆうちょだと口座に屋号が付けられないのが悔しかったなぁ……。