![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49826317/rectangle_large_type_2_8066af3c7d7a88eab741b0323b6bd053.jpeg?width=1200)
「白馬のお姫様」ソダシ姫が無敗で桜花賞馬に君臨なさいました。桜の季節に純白の華が満開でございます。
ソダシ姫、あなた様はやはり強くあられました。5戦5勝で桜の女王に君臨なさいました。
すでに昨年、GⅠの「阪神ジュベナイルフィリーズ」をお勝ちになっておられるから、姫は強いのであります。でも、やはり伝統あるクラッシックで勝たれてこそ、皆の者がひれ伏すのです。
真っ白のお体。お召しになるメンコまで白いので、本当に「白馬のお姫様」。よく「白馬の王子様」という言葉が使われます。「白馬(に乗った)王子様」という意味ですが、今回はお姫様そのものが白馬でいらっしゃるのです。
失礼ながら、決して速そうな走り方では、ございません。ドタドタしていらっしゃる感じ。阪神のGⅠをお勝ちになった際も、どこかもたもたしていらっしゃる感じがしておりました。そのレースが行われたのが昨年12月。
あれから4か月後のまさに今日。ぶっつけ本番で桜花賞に御出陣なされました。皆の者は不安に思っていたのかもしれません。だから2歳女王のあなた様に対して、単勝2番人気という評価を下していたのです。
それが、周りの不安など一蹴なさるように、1分31秒1でお勝ちになった。この勝ち時計はレコードタイムでございます。2着となったサトノレイナスの激しい追撃を振り切られての勝利。お見事でございました。
昨年のデアリングタクトに続いての「汚れなき桜の女王」の誕生でございます。
「汚れなき桜の女王」。良い響きですが、こちらは1991年の桜花賞でシスタートウショウが無敗で勝った際に、杉本清アナウンサーが使った表現であります。前年のアグネスフローラに続いての「無敗の桜花賞馬」となったシスタートウショウに対して、レース実況で伝えていました。
姫、この後のご予定はどうなさいますか?「樫の女王」となるべくオークスに参戦なさいますか?これまで無敗の桜花賞馬がオークスも勝ったのは、1957年のミスオンワード、昨年のデアリングタクトの2頭しかいません。
姫も、オークスへ向かわれますか?それとも別の道をお進みになられますか?
わたくしは、どこへでも姫に着いて参る所存です。