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思ったときが適齢期 〜こころ年齢のアンチエイジング〜

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
鎌田聖菜です。

先日、父からメールで
「今年もまた琵琶湖までサイクリング、行って来ます!」
との報告がありました。

実は、
うちの父は
58歳からテニスを始め、
毎日のように近所のテニスコートに通っていたのですが、

60歳になったと同時に
サイクリングも始めました。

そして
63歳にして
片道150kmのサイクリングを楽しんでいます。

そんな父は、
実年齢よりもとても若く見えます。

英語ではよく

「Age is just a number.(歳は単なる数字)」

という言葉を耳にしますが、

幾つになっても新しいことに
挑戦し続ける父には
ぴったりの言葉だな、
とつくづく思います。

その反対で、
セッション時に
「もう私は◯歳だから。」
と年齢を理由に諦めようとてしまう方も
多く見受けられます。

人は新しい「何か」に挑戦するときには
脳の「現状維持」装置が働きます。

人間の脳は意外と怠け者なので、
今までと同じ
「チャレンジしない自分」
の方が居心地がいいから
と、チャレンジ精神に負荷をかけるのです。

そこに陥ってしまったまま抜け出せずに、
発症するのが、

心理学用語で
「ミッドライフ クライシス(中年の危機)」
と呼ばれる
中年期に起こる不安症です。

最近では
20代、30代でも起こり得るとも言われています。

この
「ミッドライフ クライシス」とは、
自分の能力や外見への衰えに加え、
人生においての目標・目的が見えなくなり、
これからの人生に不安や焦りを感じてしまう状態のことです。

これは、
人生のなかで「目標」がないために
起こる現象とも考えられています。

生涯年齢、
100年の社会になりつつある現代。

「年齢」というものを理由に
自分の才能や達成感の芽を
早々と刈り取ってしまうのは
とても残念なことです。

日本でも最近、
60代、70代の求人広告が増えたり
定年退職の年齢が見直されたりしていますよね。

年齢はただの数字。

やろう!と決めて
目標を立て、
行動さえすれば、
それが
そのチャレンジの「適齢期」となります。

また、
そのチャレンジ精神が
脳を刺激し、
幸福ホルモンや若返りホルモンを分泌させ、
生き生きとした
お肌、表情、エネルギーに変わっていきます。

5年ほど前に話題になった
80歳224日で
エベレスト登頂の世界最高記録を
樹立した三浦雄一郎さんは、

「目標が生き方を変える」
をモットーに
次の目標に向けてトレーニングを続けているそうです。

87歳にして
現役であり続ける
ベテランモデルのカルメン・デロリフィチェさんは、

4カ国のヴォーグの表紙を、
史上初の15歳で務め、
1940年代には画家ダリの被写体となり、
87歳の現在まで70年以上のキャリアを築いてきました。

そして
最近では高齢女性の活躍を彼女自身が体現し、
現在でもモデル業界のアイコンとなっています。

また、
『老ける脳と老けない脳』の著者であり、
54歳の頃に4万桁もの円周率を暗唱した友寄英哲さんは、
80歳の時に目隠しで
ルービックキューブを揃える大会で
26分29秒という当時の世界最高齢記録樹立、
83歳の頃には14分13秒という記録まで打ち立てています。

このように歳を重ねられても
いつまでも
「新しい自分」にチャレンジし続け、
それと共に
社会に素晴らしい光をもたらす方々も少なくないのです。

そして
この方々に共通して言えるのは、
実年齢よりも若く見えるということ。

特に87歳の現役モデル
カルメンさんは、
美容整形や無理な食事制限なども
一切せずに
素晴らしい美貌を保たれています。

この情報や文化、
モノが溢れる世界には、

いくつになっても
私たちが知らない「好奇心」が
まだまだ広がっています。

「実はこれをやりたいんだ。」
「3年後にはこんな自分になっていたい。」
そんな想いがもしあるのなら、
すぐにでも
行動に移してみましょう。

何か一つでも
チャレンジに向けて行動することで
あなたの中の
「ミッドライフ クライシス」
という名の霧が晴れて
お肌や表情もイキイキとしてくるハズですよ。

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