粘土あそびをして、お箸で焼き魚が食べられるようになった方法
昨日、過去の写真をパラパラと見ていたら
子どもが園児だったころ、お箸のマナー練習をした写真が出てきて
その懐かしさのあまり、今こうして書いている
「やっと私にも食べれるようになった!」
これは、私が小学生だった頃の話
地獄絵図のようになっている魚の様子を見兼ねて
ある時、母から「秋刀魚の食べ方」の手ほどきを受けて
美味しく魚が食べられるようになった
なぜ、子どもに1尾丸々出しておいて
それまでに食べ方を教えてくれなかったのか?
些か疑問ではあるが
魚は構造と食べ方さえわかっていれば苦労なく、味わって食べられる!
と確信したのを覚えている
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子どもが年長のころ「魚を1尾出すのはちょっと早いかな?」と思い
粘土遊びの最中に焼き魚を想定してお箸で遊んで貰おう!と一緒に作ったのが下の写真
粘土で作った1匹の魚(上をめくると、中骨が出てくる仕組み)と
おかず(プチトマト、タコさんウィンナー、だし巻き卵、餃子)など
粘土遊びからの→ お食事ごっこ遊び
お魚の内部構造まで写った写真をとれてなかったのが悔やまれる
この遊びは、大ウケして何度も手で「おぉー」って言っていた
親ばかだが、可愛い♡
食卓でお魚を出す時は
さかなくんやでんじろう先生ばりに
解体ショーっぽく魚をほぐすところを見せたり、クイズをして
遊び要素を入れながら、美味しいねと食べた
そんなこんななことをしていたら
子どもが小学生になる頃には
少しお手伝いする程度でお魚を1尾食べられるようになっていた
お魚をお箸でおいしく食べられるようになるまで
結局のところ
魚の構造を伝え、理解するように環境設定した他はなんとなく
遊んでいただけで 親は「ホォー」とか「へぇ−」とか「すご~い」
と言っている間に
魚のほぐし方を覚えて 勝手にお魚の食べ方を習得していった
お魚の話に留まらず、環境設定は重要だが
子どもが自由に遊びながら、工夫することのほうがもっと大事だなとおもった
安心して失敗できること
安心して挑戦できること
これからも子育ての中で大切にしていきたい
大人の私も、勇気をもって失敗し、勇気をもって挑戦する
そんなことも大切にしたいと思った