八卦のエチュード【易経】
易の勉強を始めて3日目になりました。
三日坊主の3日目です。新しいことを始めるとき、ここがひとつの壁です。まったく新しいことを始めるのは難しいものですが、易は陰陽五行説を基にしていますから、そこは馴染みがあります。
一昨日の記事は本格的に学び始めた初日の夜に書いたものですから、付け焼き刃もいいところですが、なんというか私が新しいジャンルを勉強して実践に持っていく過程のライブ感をお届けできたらと、徒然なるままに日暮し画面に向かいて心にうつりゆく由なしごとを、そこはかとなく書きましょう。
初めの2日間で教科書のようなものを1冊読み終えましたので、今日からは実践を通して具体的に学びを深めていく段階です。基礎がどれくらい頭に残っているか分かりませんが、色々な本を読み漁るよりも心に決めた一冊を通読し精読し、実践しながら基礎を再確認していく手法を私は好みます。これは趣味・仕事・学習などジャンルを問わずに通用するような気がします。
同じ卜術という観点からタロットと似ている部分も大いに感じますが、易で重要なのは「問い方」のようです。ここを間違うと思うような成果が得られないのでしょう。
冒頭の画像は
『これから易の記事を書く。
気をつけることは何か。』
という問いに対する回答です。
実践するためには道具が必要です。
筮竹はハードルが高く場所を占有し、さらに1回あたりの時間も掛かります。3枚あるい6枚のコインで占う方法もありますが、音が不快です。それでサイコロにしました。色の違う八面体サイコロが2つと、六面体のサイコロが1つあれば、基本的な易を立てることができます。
【結果】離為火・五爻
【解】
内卦を黒、外卦を赤と事前に決めてあって、これは重卦です。日の出と日の入りを象徴するとされますが、移ろう変化の暗示にもなるのでしょう。火は美しいけれど、過ぎれば危険を生じます。知性の化身と捉えますと、易について理論的に考察する様子をそのまま記事にしてもよさそうです。離れる火の情景から、しかし注意すべきことが見えてきます。それは焦点を絞れずにどれもこれも中途半端になるという警鐘です。自分の専門は、あくまでもタロットと四柱推命であることを肝に銘じておきましょう。奢る姿勢はいけません。玄人のような振る舞いは忌避すべし。冒頭に「学び始めて3日目だ」と書いてしまいましょう。
爻の解釈はどうでしょう。
下から5番目の陰が陽に転じますと、それは天火同人。同じ志を持つ人々との交流を暗示します。独学では限界があると、そういう意味合いがあるのかもしれませんし、あるいは記事に余白を残しておいて、人間関係を開いていくのがよいという助言なのかもしれません。
【超訳】
三日で理解できると思うな(迫真)
これでいいのか?
これでいいのだ。
楽しいですね。易。
当たるも八卦当たらぬも八卦。
然れども易とは当たろうが当たるまいが、視野を広げて選択肢を増やし、質問者にとって好ましい方向に進む一助になるようなツールかもしれません。
拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは貴方の人生に訪れる困難が、するりと躱せて糧になる何かでありますように。
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