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青空の効用 奇妙な動きを添えて

 5月も下旬に入り、長引く五月病に苛まれたり、年月の流れの早いことに焦燥感を覚えたり、色々な不調もありましょう。
 窓から見えた青空に雲が鮮やかに華やいで、ふと穏やかな気持ちになりました。陰鬱な気持ちを抱えるとついつい下を向きがちで、「上を向いて歩こう」という姿勢が今こそ必要ではなかろうかと、そんなことを思います。

 どうせ上を向くなら、ちょっと試してみたい。
 そんな記事を4ヶ月前に上げました。

 奇妙な動きを取り入れると、楽しい気持ちになるという。

 自分で書いておいたことをふと思い出した私は、公園の芝生で2歳の息子を前に思います。今こそ、その時ではなかろうか。

 走り回る息子に合わせて奇妙な動きを試みます。
 ジョジョ立ちのまま追いかけてくる私をみた息子はゲラゲラ笑いながら逃げていきます。走るだけでは芸がないと思い、私は四つ足歩行に切り替えます。息子は「やめてよー」といいながら爆笑で踵を返し突進してきました。よし。

 なんだか楽しい気持ちになった私は、息子を抱っこして冷めた目の妻と娘の下に戻りました。でもちょっと笑ってたからセーフです。


 大人になるほどに「馬鹿な事」をやりづらくなります。
 人を傷つけたり迷惑をかけるような馬鹿な事は決して勧められませんが、童心に帰るような瞬間があってもいい。仕事だけが人生ではないと、この数年は特に強く感じます。


 拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方の奇妙な動きが心のわだかまりを解き、ジョジョに楽しい気持ちになれますように。


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渡邊惺仁
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