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暇かと思ったら忙しかった話

 今日は外来もないし時間に余裕があるから幾つか執筆でもしようかしら、と考えていたのも束の間、なんやかんやあって夕刻になりました。

 なぜなのか。

 病棟管理は順調で幾人かの退院予定を立てて病状説明をしたし、緊急入院の対応をしたりとか後輩の症例レポートを7本ほど添削したりとか、重症心不全に合併した消化器疾患と呼吸器疾患の漢方治療を始めたりとか、同窓会の幹事のような仕事があったり幾つか仕事のメールを返したりとか、それから、

 おやおや…普通に働いてるじゃないですか。

 それでも昔の働き方と比べたら暇だけれど、もう少し適当に流せるようになりたいなぁと思うのです。思うのですけれど、これまた性分という側面もありますから、これからも浮かんだり沈んだりしながら生活していくのかなぁとぼんやり感じます。

 自分のことほど見えないもので、こうして文章に書き起こしたところで気付くことなど僅かです。主観フィルターを通した自分に固執していたら却って自己を見失うような気もします。それ故に人間関係というものが人生において如何に重要なものかということを憂います。私は自分を分析するけれど、結局のところはよく分からないよね、と割り切って他者の視点に委ねます。

 疲れたのでしょうか。
 疲れたのでしょうね。

 そんなときにはどうしたらいいか。そう、休息です。疲れたら休む。そんな当たり前のことが叶い難い世の中を、いいえ、きっとそれは世の中ではなくて、自分自身の問題です。休めないという幻想を脱ぎ捨てたとき、生活は一変するでしょう。

 ええじゃないかと踊りましょう。


 散文にお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方の日常に安眠と休息を。




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渡邊惺仁
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