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自分の要求を通したいとき、どうすればいいか。

 医者の世界の人事はシビアです。

 最近はフリーランスの医者も増えて、民間の斡旋業も強くなってきたことで自由度が飛躍的に増してきているように思いますが、ひと昔前まで「医局」の力は絶大でした。関連地域の人事権を掌握する巨大組織、それが「医局」です。
 人事権を握るのが「教授」で、一言「きみ来月から〇〇病院ね」といえば、そのドクターは転勤です。医局に属する医者は転勤族です。
 医局に逆らった地域は該当診療科の医師を引き上げられるようなこともあります。怖いですね。

 私も卒業以来、複数の病院を移ろってきましたが、ありがたいことに現在まで、全て私の希望通りのタイミングと勤務先が叶っています

 何故そんなことが出来るなのか。

 人に恵まれたり運が良かったり、とても感謝しておりますが、私自身が取り組んできたことは念能力(心理学)の応用です。

 唐突ですがポイントをひとつ伝授いたします。

 それは、「自分の要求を通したければ相手にもメリットが必要」ということです。
 
 もちろん私のアウトカムに至るには、それ以外にも色々と工夫はありますが、大きな軸のひとつになるのはこの部分と考えます。

 自分の希望を伝えるだけで叶うなんて、そんな都合の良い話はありません。恋人や友人ならいざ知らず、利害関係にある仕事の、しかも上司やトップを相手に通じるはずがありません。
 自分を相手に利用させながら、自分も相手(あるいは組織)を利用する感覚です。
 これは強度を抑えると日常生活にも広く応用することが可能です。

 自分の要求が通り続けると爽快です。

 具体的な手法は状況によって大きく異なりますから、ここで網羅的に述べるのは困難です。感想や質問など、コメントを是非。

 心理学関連に興味のある方、さらに詳しく語りたい気持ちの湧いてきた方は、当サークル『アカデメイア』への参加も是非ご検討くださいませ。(宣伝かい!!)

 また、個人的に深いお悩みを抱えていらっしゃる方は、私の『仕事依頼』から個別相談も受け付けております。(宣伝かい!!)


 拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方の希望が叶う世界を楽しめますように。


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渡邊惺仁
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