brightwayのロゴが生まれるまで
こんにちは。
brightwayディレクターの上田誠一郎です。
今回はbrightwayのロゴがどのように生まれたかをお話ししたいと思います。
■ブランド名・ブランドロゴはいつ決めるか
ブランドを始める際にはブランド名・ブランドロゴを決めますが、いつ決めるかがそれぞれ考え方があり、
①最初に決める
②コンセプトや方向性など決めてから最後に決める
この2つの意見に分かれると思います。
私の場合は、コンセプトや方向性、トーン&マナーなどは7割固まった状態で決めました。ある程度、方向性やコンセプトが固まってからの方がロゴなどのデザイン依頼もしやすいと思います。
■ロゴが生まれるまでのストーリー
私が踏んだステップは
①ブランドのイメージ・トーンを共有する
②ロゴのイメージを伝える
③何点かのロゴを提案していただき選ぶ
④最終的に自分で決める
上記のステップを歩みました。
①イメージ・トーンを共有する
これはその後のブランドの様々な販促ツール(名刺やカード・箱など)を決める際にも重要になります。最初のトーンが依頼側とデザイナーで共有できていないと微妙なニュアンスのズレが生まれ、ブランドのイメージが正しく顧客に伝わらなくなってしまいます。
私はInstagramで好きな写真、好きなトーン、イメージに近い写真をとにかくたくさんスクリーンショットしてプリントアウトしました。
次にスクショした写真を並べて、その中でもさらにブランドイメージに近いものを厳選していきます。
多くの写真をたくさん並べて俯瞰的に見ることでブランドとして表現したい世界観やイメージを整理することができました。
そうしてブランドの表現したいイメージをデザイナーに伝えることでお互いの感性の擦り合わせもうまくいったと思います。
②ロゴのイメージを伝える
次にロゴのイメージをデザイナーに伝えました。
①のイメージ・トーンの写真の雰囲気と、自分たちがロゴからどんなメッセージを感じてほしいかを共有しました。
ちなみにbrightwayでは
ミニマル・クリーン・誠実
の3つがキーワードと感じ、そのイメージを共有しました。
③何点かのロゴを提案していただき選ぶ
今回のロゴはご縁をいただいたグラフィックデザイナーの方にお願いしました。グラフィックデザイナーの方も様々な提案タイプの方がいらっしゃると思います。
ロゴを最初から1つに絞り込んで提案される方と、いくつか提案してくださる方、私は後者の方でした。私は結果的に何点か提案いただく形がよかったなと思います。
④最終的に自分で決める
実はbrightwayの最終案として3つの最終候補がありました。
最終的に今のロゴになったのは「ミニマルでクリーンなイメージ」がロゴの文字体から伝わることと、当初計画していた雑貨系にも馴染みにそうなロゴ、メンズっぽくないロゴというので選びました。
■ロゴを決めるときに大切にしたこと
あとここでも大切にしたのがロゴも必ず誰でも読めるということです。
筆記体や特徴のある字体もオシャレに見えますが、最近はSNSでの発信が多くなりスマホなどで入力できる文字体は限られています。
したがってブランドがイメージしたロゴと、実際の消費者が認識するロゴが違ってしまうのです。
これを踏まえてハイブランドも文字体をシンプルなものに変更してきている流れがあります。これはファッションブロガー(今はブロガーの域に収まらず多方面で活躍されてますが)MBさんの動画もすごく参考になりました。
brightwayのロゴが生まれるまでストーリーをお話させていただきました。
ロゴに込められた想いを知っていただけたら嬉しいです。
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brightwayディレクター&靴工場のアトツギ
上田誠一郎
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