ストレス解消に鎮守の森を
ストレスが多いと、身体が緊張している事に気づきます。
ストレスの多い方には肩こりの人が多いといわれる所以です。これは自律神経のバランスが崩れかけているのだそうです。でも、これが人にとっては普通なんだそうです。
この緊張感を人間は太古の昔、狩猟生活の中で身につけたそうです。緊迫した場面では、自律神経の働きで一時的に筋肉を緊張させる重要な身体の働きだそうです。
しかし、これが逃げ場のないストレスにさらされた場面ですと、筋肉は緊張し続け、血流が悪くなり、身体のコリとなって現れるようです。だから、ここで自律神経のバランスを崩さない事が大切なんだそうです。肩こりだけでなく、お腹、特に腸の具合も同じと聞きます。
こういった心身症、過敏性腸症候群等でお悩みの方に、鎮守の森でお会いする機会があります。
逃げるか、忘れるか、金縛り状態を解くかしかない。そこから脱出された方、克服した方が異口同音におっしゃる言葉です。
言葉としては簡単ですが、大変な事だったなと推察します。でも、後から思えば、一日が終わればそれでよし。やり残し、積み残しは出るものだ。という謎の言葉が耳に残ります。
どなたも早めに医院の門をたたき、お医者さんのアドバイスで状況がよくなっておりますので、是非、お早めにおたずねください。
日常生活のなかで、お悩みの方に鎮守の森が、たとえひとときでも非日常を体験でき、お役に立てたらいいなと思います。お越しになるいろいろな方の言葉を拾ってみました。
鎮守の森を五感で感じる。
境内で黙想する。
木々を渡る風の音に耳を傾け、音を楽しむ。
樹木、花、鳥を探索し、ゆっくりと歩きながら意識して肩の力を抜く。
無駄な力を抜いてリラックスする。
力を抜いてみる、脱力法を試みる。
リラックス効果があり心の疲れが取れ、気分がリフレッシュされるようです。大きな森でなくても、小ぶりの境内でも木々に囲まれていれば、森林浴としてかなりの効果があり、大きな森と大差はないようです。
こんな方もいらっしゃいました。
地元の食材や、それを使った料理に舌鼓を打つ。美味しいと心が喜ぶ。
近くにあれば、足湯など温泉もいい。
神社の境内は、よい気が流れる空間、心地よい気がかもし出される空間です。
立ち止まったり、腰を下ろしてみたりすると、気持ちがスーッとしてくるような場所があります。やがてすがすがしくなってきて、身体全体が浄化され、そこにいるだけでイライラやトゲトゲが取れてきます。その場の気を心身が感受し、魂が浄化されるのでしょう。
気に服し、気を感受する場所で神気浴を試みてください。お宮さんをいろいろ訪ねますと、自分がすんなりと入っていける、同化できるお宮さんに出会います。そこの鎮守の森をホームグランドにしては如何でしょうか。
鎮守の森のリラックス法をご参考までに。
1.目を閉じて心を静める。
2.目を閉じたまま自分の好きなイメージを抱く。これを3回繰り返す(温かい、包まれている、大空を飛んでいる等)
3.目を閉じたまま、肩の力を抜き、脱力する。大きく深呼吸して目を開ける。
まずは、散歩がてらお住まい近くの氏神さんから始めては如何でしょうか。
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