#出版社社員が選ぶ本 7月 読書感想文 青月社編集長編 「大人になった今書くならどんな本?」
こんにちは、青月社企画編集部です。
暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょう?
夏を楽しめていますか?
インスタ担当の私(新人編集K)は夏がいちばん好きです!🍉
とはいえ、学生時代夏休みの課題は毎回溜めてしまうタイプでした。夏が終わる寂しさに浸っていられないほど、宿題が終わらなくて切羽詰まり、毎年泣きたくなっていたのを思い出します…(過ぎ去ってみればそれすらも風物詩)
そんなわけで(?)7月の本紹介のテーマは📕
「読書感想文、大人になった今書くならどんな本?」です!
読書感想文…苦手だという声をよく聞きますが(私も学生時代は黙って本読ませろ!なんて思っていました)気負わずに、好きな本で書いちゃってください。
なんて、読書感想文を出さなきゃいけなかったあの時はもう過ぎ去ってしまっているから簡単に言えるんですけどね。
今回は編集長のご紹介からお届けいたします☺️
📕『解きたくなる数学』
✒️佐藤雅彦 ✒️大島遼 ✒️廣瀬隼也
岩波書店(2021)
文系の人にこそ手に取ってほしい本です。私も超がつくほど文系人間ですが、この本にいい意味で頭をひっくり返されました。
問題文はいたって平易。ビジュアルも分かりやすく、すぐに解けそうな雰囲気に誘われて「どれどれ、えっとー」と考えはじめるも、気がつけば5分、10分と思考の迷宮に囚われてしまいます。耐えきれずに答えと解説を読むと、文系の頭で思いつきもしない発想にアハが止まりません。そんな問題が23問。めちゃくちゃ楽しめます。数学的思考の何たるかの一端を覗きみることができる大好きな本。読書感想文にも使えるかな?(青月社編集長)
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学生の方の読書感想文の参考に少しでもなれたら嬉しいです!
次回もどうぞお付き合いお願いいたします。