◆モノクローム・サイレン 〈続〉 〜初めての男性が痴漢だった話〜
真っ赤に色づいた回転灯は
あぁ、煩くてしかたない
あのギラめきは
救いではなく警告
寝静まらない街に
唐突に鳴り響くサイレン音
どうして
過去のわたしに鳴り届かなかったのでしょう
どうして
現在のわたしを捕まえてくれないのでしょう
***
▼一話はこちら♪
***
あの日クレヨンで塗りつぶされた記憶は
母に抱きしめられたところで
終わっている
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恋し続けるために顔晴ることの一つがnote。誰しも恋が出来なくなることなんてないのだから。恋しようとしなくなることがわたしにとっての最大の恐怖。いつも 支えていただき、ありがとうございます♪