◆作品解説:「№ 444. -心歌-」の真実 〜幸福と不幸の紙一重〜
ふと、時計を見た時に「4:44」
これを不気味だなと感じた経験はありますか。
わたしは「4」という数字が好きでした。
好きにならざるを得なかった、というのが正しいのかもしれません。
自分の生まれ(月)を否定することになるからです。
▼4へのこだわりをテーマにした小説も描いております。
4=死 と連想し忌み数と見なされていることから
マンションやホテルの部屋番号等で「4」の付く部屋が飛ばされているケースもあるでしょう。恐怖話やホラー映画でも4という数字で不気味さを関連づけているストーリーも多くあります。
なぜ、4が死になるのか
死ぬことは4なのか
根拠なく4に恐怖を感じることへの違和感と、4という数字を好きである自分を理由なく否定される疑念
生まれ月が4月であるからこそ、幼い頃からずっとこの不公平感に晒された生活でした。わたしは常に正義を貫きたくても貫くことができない運命を科せられているだと、己の存在をいつまでも肯定し切ることができなかったのでしょう。
常識だと勘違いした俗説は、小さな正義感の前で歪んだ心軸を創り出し、いつまでも心の奥で燻り続けてしまう。馬鹿正直でいわゆる「良い子」に育つとこうなるのでしょうね。
今回は運命と結婚について描いた「№ 444. -心歌-」より、幸福と不幸が紙一重で入れ替わる思考の滑稽さについて、思いを吐き出したいと思います。
▶︎「エンジェルナンバー」という概念
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2,549字
今まで小説を読んでくださった方、女性の生き方として興味を持ってくださっている方、作品を通してnoteに来てくださった方に、自分の気持ちに向き合いながら正直に感じる思いをエッセイに込めて描き続けていきます。
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恋し続けるために顔晴ることの一つがnote。誰しも恋が出来なくなることなんてないのだから。恋しようとしなくなることがわたしにとっての最大の恐怖。いつも 支えていただき、ありがとうございます♪