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なぜ、いま「受援力」が必要なのか?【徒然読書30】
徒然読書も気がつけば30を突破しました!
始めたのが10月18日でしたから、ほぼ5ヶ月です。
平均月6冊のペースで読めているかなと思います。
投稿はしていないけれど読んだ本を含めると、40冊ぐらいになるのかな。
今読書熱が再熱しているので、月10冊のペースにしていきたいと思います!
その記念すべき30冊目はこちら!
最近よく周りにお願い事をするようになりました。
前までは「自分で出来ることをお願いするのは申し訳ない」「バカだと思われたくない」という気持ちが少なからずありました。
なぜ出来るようになったのかを深掘りしてみたかったので、読んでみました。
こんなかたにおすすめ!
✔なかなか周りにお願いをしにくい方
✔お願いの仕方を学びたい方
✔「受援力」について知りたい方
1.「受援力」のメリットとは?
まず「受援力」とはどういう力なのかというと、「困っている人がほかの人に直接助けを求めることができる力」と定義されています。
「受援力」を身につけるといいことが3つあります。
・個人の幸福や健康状態を向上させること
・ソーシャル・キャピタル(人間関係資本)の構築につながること
・援助を受けた体験が人間への信頼、コミュニティへの信頼、社会的な紐帯(結びつき)形成を促すこと
助けられる人は決して弱い人ではなく、周囲の人の強みや良さを引き出せる人だととらえてはどうでしょうか。
誰かから助けを求められたら、自分の存在承認にもつながり、孤独感の緩和にもつながるのです。
つまり一方的ではなくWin-Winの関係になります。
そして、3つ目のソーシャル・キャピタルがポイントで、経済的な見返りももたらします。
ソーシャル・キャピタルを築くと、健康に好ましい影響を及ぼすことが研究で分かっているそうです。
これが「受援力」の土壌にもなります。
2.実際に「受援力」をどう発揮していくか?
主に伝え方のコツになりますが、なるほどと思った伝え方をピックアップします。
①You messageではなく、I message
→「あなたに○○していただいて、私は○○と感じました」というように、自分の感情を入れる
②フィードバックはTOFFでする
→Timely、Ordered、Focused、Forward-looking
③頼むときはSBARでする
→Situation、Background、Assessment、Recommendation
根底には相手への思いやりがありますね。
個人の能力が求められる時代になっていますが、そんな時代だからこそ、組織外につながれる力が必要だと思います。
誰かに助けを求めたことが、ひょんなきっかけになって、コラボレーション企画などができたりするかもしれませんね。
いつも助けられてばかりなので、助けを求めやすい存在になれるように、相手に対してオープンでいたいです。
「受援力」を高めていければ、人脈もどんどん増え、依存先も良い意味で増えます。
オンラインだからこそ、アポを取りやすかったりします。
逆に孤独感も感じやすくなります。
そこで居場所がたくさんあると、精神的にも安定しますよね!
いかがでしたでしょうか。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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