スズメバチの傍らで～相棒Season22第3話感想文～
相棒Season22第3話「スズメバチ」は、DVが主な題材となっています。
加藤暴力暴力を受ける恵さんや英子さんの姿に胸が締め付けられるような気持ちになりました。
精神的に追い詰められた英子さんは、最終的に元恋人の加藤を手にかけてしまいます。
見出し画像の短歌は、犯行後の彼女が偶然スズメバチを目にしたシーンから着想を得たものです。
薫さんや陣川さんのように、他者の痛みに共感できる人が身近にいたら、このような事件は起きなかったのかもしれません。
脚本を担当された岩下悠子さんといえば、大学研究者の厳しい現実に焦点を当てた「眠る爆弾」（Season21第5話）が印象的ですが、今回のお話も中々考えさせられる内容でした。
一視聴者の立場からではありますか、このドラマが社会の抱える問題について思いを巡らせる一助になれば、と願っております。
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