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ハーバード大学出身コメディアンの溢れる才能
軽快なトークと、人を傷つけない、笑い者にしない、ジョーク・スタイルで有名なコナン・オブライアン(Conan O'Brien )。
その話し方はユーモラスで切れ味バツグン。自虐的ユーモアがポンポン飛び出して会場が笑いの渦に包まれる。
最近米国版のオーディブルで聴いている彼のポッド・キャストは面白すぎて、道を歩きながらイヤーポッドで聴いていて、ガハハハと笑ってしまうのが恥ずかしい。
彼の頭の回転の速さは尋常ではないが、その経歴もなかなかのもの。マサチューセッツ州のブルックライン高等学校を総代として卒業し、ハーバード大学へ入学。主に歴史と文学を学び、最優秀学生として卒業した。
194cmの堂々とした身長で、胸から生えてそうな足の長さ。
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コナンは、テレビ司会者、コメディアン、脚本家、プロデューサー、ミュージシャン、声優。深夜のトーク番組の司会で知られ、その才能で幅広い分野で活躍している。
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下の動画を見てもらえればわかるように、彼のスタイルは全力投球で、それでいてさりげない。無理に笑いを取ろうとしたり、人をコケにしたりすることもなく、スマートでスタイリッシュなトークだ。
しかも自分の頭の良さをひけらかそうとしないところが、ますます頭が切れるように見える。そんな途方もない力を秘めたトークマンなのだ。
コナンはハーバード大学在学中、『The Harvard Lampoon 』誌の編集長を務め、『Not Necessarily the News 』のネタの脚本を書いていた。
ロサンゼルスでいくつかのコメディ番組の脚本家を務めた後、『サタデー・ナイト・ライブ』に脚本家として参加した。さらに世界的に有名なアニメ『ザ・シンプソンズ』で2シーズン脚本家およびプロデューサーを務め、NBCからの依頼を受け1993年より『レイト・ナイト・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』のデイヴィッド・レターマンの後任を務めることとなった。
より自然な司会スタイルで知られ、「不恰好な自虐的ユーモア」とみなされており、オブライアンの深夜番組は「下劣で奇抜でありながら、より洗練された短編映画のような語り口」と様々な要素が含まれている[ニューヨーク・タイムズ誌]。
2010年からは『Conan 』で司会を務める他、エミー賞授賞式や『Christmas in Washington 』などでも司会を務めている。オブライアンは2011年のドキュメンタリー映画『Conan O'Brien Can't Stop 』で取り上げられ、また32都市でライヴ・コメディ・ツアー公演を行なっている。
毎日ジョギングしながら、彼のポッドキャストを聴いているのだけれど、あまりの面白さに、お腹を抱えて笑うために時々止まらなければならないほど、パンチのきいたユーモアの数々。
コナンは笑いで世界を変える。
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