環境月間のイベントとセール
6月5日の世界環境デーに、様々な角度から”環境”と”食糧”の問題を紐解くイベントが目白押し。世界環境デーは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められた記念日。世界各地でさまざまな催しが行なわれる。
日本では、同じ6月5日を「環境の日」とも呼び、さらに6月全体が環境月間に定められている。そのため、6月5日のみならず、6月を通してイベントが盛りだくさん。楽しく参加できて環境について考えるきっかけになる、国内のイベントをご紹介する。
“名画になった”海 展(東京)
「“名画になった”海 展」は、海洋の生態系に様々な影響を及ぼしている海洋プラスチックごみの問題をアートで啓蒙する展示イベント。大きく分けて2つの企画で構成されている。
第1部では、「プラスチックゴミの量が魚の量を超える」と言われている2050年の海を巨匠が描いたらどうなるか、というテーマのもと、有名アーティストの画風や絵のタッチをスタイルトランスファーというAI技術を用いて再現した絵画を展示。フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーギャン、葛飾北斎など全6名の巨匠の絵画の海を、2050年の姿にアップデートした作品が並ぶ。
第2部で展示されるのは、マイクロプラスチックが舞うスノードーム「MicroplasticGlobe(スノードームになった未来の海)」。マイクロプラスチックが漂う海の中と、そこで暮らす海の生きものを表現したスノードーム「Microplastic Globe」を5つ展示。ドームの中を舞うフレークは、実際に海から回収したプラスチックを使用しており、すでに海洋プラスチックゴミの影響が報告されている5つの生物(カクレクマノミ、ミズクラゲ、ザトウクジラ、アオウミガメ、マゼランペンギン)の意匠とともに鑑賞できる。
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全国砂浜ムーブメント2022(全国)
5月30日(ごみゼロの日)から12月31日まで開催されるのが、アプリを使って誰でも簡単に楽しみながら本格的な生きもの調査やごみ拾いに参加できる「全国砂浜ムーブメント2022」。同イベントでは、おもに3つのアクションを呼びかける。
子どもたちが海や砂浜のことを知るきっかけづくりのため、楽しく学べる特製の「砂浜ノート」を無料配布。また砂浜で見つけた貝や植物を、生きものアプリ「BIOME(バイオーム)」に投稿することを呼びかけ、データを海や砂浜の自然環境保全に役立てていくそう。さらに海ごみの約8割は陸由来だとされていることに着目し、砂浜はもちろん、川や街中などあらゆる場所でのごみ拾いを推進。ごみひろいSNS「ピリカ」に写真を投稿すると、たくさんの「ありがとう」やコメントが届き、仲間と交流しながら楽しくごみ拾いができる。
また魅力や課題を伝えて広げる「砂浜アクティビスト」も募集。「砂浜アクティビスト」になると、「砂浜ノート」をはじめ「砂浜クエスト」「海を学ぶワークショップ」などの資料やプログラムの使い方の紹介や、自然観察会やビーチクリーン開催のサポートが受けられる。
J-WAVEの各番組で環境にまつわるメッセージを発信!
環境月間の6月は、J-WAVEの各番組を通じて「SDGsのその先へ」をテーマに、環境にまつわる様々なトピックスが提供される。番組ではリスナーとともに環境政策や気候危機の問題を考え、サステナブルな暮らしの実践のヒントを探る企画が予定されている。
■6月5日(日):世界環境デー 放送内容
◎『MORNING VOYAGE』5:00~6:00/ナビゲーター:nico
「環境の日」のヴァーチャルトリップは、電力自給率が800%と言われるデンマークの「ロラン島」へ。風力、水素、バイオマスといった再生可能エネルギーへの取り組みをはじめ、ロラン島の絶景観光スポットもご紹介。
◎『ARROWS』6:00~9:00/ナビゲーター:もも(チャラン・ポ・ランタン)
6月5日のテーマは「いまから地球のためにすべきこと」。暮らしをより充実させてくれる様々な映画や本など、新しい一歩を考えさせられる様々なコンテンツを提案する「QUARITY CONTENT」では、地球のことを考える映画をピックアップする。
◎『ACROSS THE SKY』9:00~12:00/ナビゲーター:玄理
「環境にまつわるトピックをピックアップする、「meeth the WORLD CONNECTION」(9:20-9:40)では、環境再生医 矢野智徳さんをゲストに、環境との向き合い方、共生について考える。さらに「TONE FROM ART」(11:30-11:40)では、廃材を利用したアートに注目。
◎『J-WAVE SELECTION ONLY ONE EARTH ~FOOD FOR FUTURE~』 22:00~22:54/ナビゲーター:ノイハウス萌菜
ゲストに国際連合食糧農業機関(FAO)の駐日連絡事務所所長 日比絵里子さん、国際環境NGO「グリーンピース」の関根彩子さんを迎えて、気候変動から考える世界の食料問題や、食卓と環境問題の繋がり、畜産が抱える問題などを考えるイベントが記載される。未来の地球に想いを馳せながら、いま私たちが出来ること、そしてその先にある目指すべきライフスタイルについて、そのヒントを探る。
タカシマヤの「衣料品回収キャンペーン」(東京)
サステナブルな循環型社会の実現を目指す髙島屋のプロジェクト 「Depart de Loop(デパート デ ループ 」の一環として、髙島屋での購入品に限らず、不要な衣料品を店頭で回収する「衣料品回収キャンペーン」が、タカシマヤ各店にて実施。
回収した衣料品は、パートナーシップを組むBRINGTM (ブリング)のリサイクルシステムを活用し、役目を終えた衣料品を地球の資源にリサイクルする。ポリエステルはもう一度ポリエステル製品(樹脂、糸、生地、服)に生まれ変わり、まだ着られる服、使用できる服は、寄付やリユースを行なう。またポリエステル以外の原料も、可能な限り資源にまで再生する。
さらに「タオル回収キャンペーン」も同時開催。「タオル回収キャンペーン」では、各店舗のバストイレタリー売場に回収ボックスを設置し、不要なタオルを回収してくれる。
#環境の日はグリーン (全国)
環境省が推進する「#環境の日はグリーン」キャンペーンでは、日本全国の260箇所ものランドマークが緑にライトアップ。6月5日の「環境の日」当日に、キャンペーンに賛同するランドマーク施設のライトアップカラーが、環境をイメージした「グリーン」に変わる。
緑にライトアップするのは、東京スカイツリーやレインボーブリッジ、渋谷スクランブルスクエア、東京ドーム、和光の時計塔など東京を代表するランドマークをはじめ、白い恋人パーク(北海道)、めがね橋(岩手)、草津温泉湯畑(栃木)、さいたまスーパーアリーナ(埼玉)、江の島シーキャンドル(神奈川)、三島スカイウォーク(静岡)、オアシス 21(愛知)、万博記念公園太陽の塔(大阪)、姫路城(兵庫)、アドベンチャーワールド(和歌山)、松山城(愛媛)、ハウステンボス(長崎)など全国各地のランドマーク。
ちなみにライトアップカラーがグリーンに変わった施設を見かけたら、ハッシュタグ「#環境の日はグリーン」で写真を投稿することを呼びかけている。SNSをグリーンに染めて、日本中へ「#環境の日はグリーン」を届けてみて。
Carbon Neutral Alternatives 脱炭素の未来をつくる、あたらしい選択肢(東京)
6月4日(土)・5日(日)の2日間にかけて行なわれるのが、カーボンニュートラルを知り、実践するためのアイデアを得られるイベント。普段の生活でのCO2排出量を可視化できるサービス「becoz wallet」のブースをはじめ、気候変動に配慮したアイテムの販売、ワークショップを実施。
ブースには、エシカルセレクトショップの「style table」や、廃棄リンゴから生まれた「アップルレザー」を使った雑貨を展開する「LOVST TOKYO」、家電や電子決済端末などからCO2を吸収する取り組みを支援できる「Carbon Pay構想」など、楽しく買い物や体験ができるさまざまなショップ、企業が出展予定。
さらにカーボンニュートラルに取り組む活動家や企業、団体によるトークセッションも開催され、「パタゴニア」や「mymizu」、「ピリカ」など業界を牽引する取り組みに携わる先駆者の話を聞くことができる。
6月のお出かけスポットに迷ったら、ぜひ環境月間のイベントに参加してみて。
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以下の4冊を先月出版。
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