【寝ているときあまりトイレに行かなくても良い理由】
健康な人は、日中に比べて夜中にトイレに行く回数は減りますよね
これは「バソプレシン」という脳ホルモンが夜に分泌するからです。
逆に高齢になると深夜のトレイ回数が増えるのは、このバソプレシンが減っている事があります。
※参考文献1
バソプレシンは抗利尿ホルモンと呼ばれ、腎臓で作られる原尿を血液に戻す方向に働きかけます。
※参考文献2
バソプレシンの減少以外にも、膀胱まわりの筋肉(排尿筋)が硬くなって貯蓄量が減っている場合・眠りが純粋に浅い・アルコールや塩分摂取など、、、頻尿には色々原因はある。
ただ、我慢が出来ないほどの強い尿意が頻発する(過活動膀胱)原因は、未だにわかっておらず…
肥満や喫煙、飲酒など生活習慣病が関わっているのではないか?と言われている。
※参考文献3
過活動膀胱に効く薬として、アセチルコリンがムスカリン受容体に作用させないため抗コリン薬が使われていた。
だが全身に副作用として…唾液減少・大腸蠕動運動が抑えられる・脳の血流が抑えられ認知機能低下の可能性がある。
→特に高齢者には抗コリン薬は否定されている。
※参考文献4
抗コリン薬の代わりに、ノルアドレナリンが膀胱のβ3受容体に作用し膀胱を弛緩させる、β3受容体作動薬が使われたりする。
※参考文献5
igakutosho.co.jp/magazine/urina…
抗コリン薬に似た作用の薬は多く、抗ヒスタミン薬(風邪薬、アレルギー治療薬など)抗うつ薬、鎮静催眠薬、高圧薬など色々ある。
※参考文献6
竹田 努、永原 章仁913-919
※参考文献7
波多野正和 3057-3065
mol.medicalonline.jp/archive/search…
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これで論破されないぞ!!