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【病気でもないのにグルテンフリーにする意味はあるのか?】
人は根拠が無くても「まわりがやっている」「憧れのモデルがやっている」「世界一になったスポーツ選手がやっている」など、社会心理学の“社会的証明”や“好意”などにより無意識に行動してしまいます
グルテンフリーもその一つ
しかしグルテンフリー自体が悪いのではなく、グルテン過敏症や不耐症の人々にとっては、大切な治療の一つだと思います
そのため、健康な人がわざわざグルテンフリーにするかについては、様々な意見があります
まずは
《グルテンフリー食の潜在的なメリット》についてまとめてみました
・消化器症状の改善
一部の研究では、グルテンを含む食品を摂取した際に、消化器症状が改善されるという報告されています
特に、自己申告によるグルテン過敏症(NCGS)の患者は、グルテンフリー食を実施することで症状が軽減することが多いとされています
※参考文献
※参考文献
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2648637
・健康意識の向上
グルテンフリー食を選択することで、全体的な食生活の見直しが促され、より健康的な食品選択をするきっかけになることが多いようです
その結果、加工食品の摂取を減り、自然食品を増やすことに繋がっていくそうです
※参考文献
※参考文献
・特定の皮膚疾患への影響
グルテンフリー食が皮膚疾患(乾癬やアトピー性皮膚炎など)に対して有益であるという研究もありますが、研究レベル的に追試が必要そうです
※参考文献
※参考文献
《今後の研究の必要性について》
・エビデンスの不足
グルテン過敏症や不耐症がない人々に対するグルテンフリー食の効果については、まだ十分な科学的根拠が確立されていません
多くの研究が自己申告(医師の診断も受けず「自分はグルテン不耐症だ!!」と勝手に言っている人)に基づいていて、客観的なデータがかなり不足しています
※参考文献
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