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【嫌な仕事や勉強を自動化してしまう方法…:自制テストの高得点者の思考】

過去102件の自制に関する研究をレビューしたところ、[自制テスト](※過去ポスト参照)高得点者は日常生活で“自身にとって有益な行動”を多くとり、“自身にとって有害な行動”をあまり取らなかった

※参考記事


※参考文献


そこに含まれる行動内容には、「宿題をする、コンドームを使用する、禁煙する、間食をする、パートナーとケンカするetc.」がある


この結果から勘違いしないでほしい所が…

自制テストの高い人は純粋に、“自身に有害になる行動を取らない”という自己管理能力に優れているのではなく

“単純にタスクを自動化することに秀でている”と言うこと


また研究者が言うには

「自制の作用は総じて、習慣の形成と破壊によって高まると思われる。よって自分を否定する行動をとることではなく、安定した行動パターンを確立し維持することに、もっとも効果を発揮する」と結論づけている


※参考文献2

nature.com/articles/npp20…


つまり

自制テストが高い人は、“同じ時間に同じ場所で繰り返し同じ行動をとれば、習慣が形成される”と知って(※無意識の場合もある)、行動している


なので思い立った時だけ同じ行動を繰り返したところで、習慣の形成は促されない


[習慣形成]というポイントは

全体の一貫性が鍵となる


これを私生活で例えるなら…


朝のシャワーに、髪を洗い、ヒゲを剃り、石鹸を泡立て、身体を洗い乾かすといった一連の流れがあるとする


このルーティンとして定着した一連の流れが、自分にとって大事な1日を過ごすという目標を成し遂げるには欠かせないものとなっている


このシャワーを浴びている時に、その流れに含まれない事をしたくなるだろうか?


それどころか他の方が一切頭を横切らないレベルだと思う


他の事を考える事なくシャワーのルーティンをすることに、意志の力も労力もストレスもない


傍から見て

自分を制している事(習慣化)が多い人を見ると

「あの人は意志力が強く、自分の欲求を否定できるからそういう事ができるんだ」と思い込むが

実際は、彼らも苦労せずひ確実に目標を達成しているだけに過ぎない


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しげ@学生時代の落ちこぼれを引きずる30代パパ
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