コロナ禍での退会防止策!生徒・顧客を手離さない教室運営法
緊急事態宣言が出されたことで、スクールや教室の経営が厳しくなるでしょう。なんせ、人、集めちゃいけないんだから。
で、どうすればいいのか、という話。オンラインだなんだのその前に、そもそも絶対にしてはいけないのは、今いる生徒さんを手離さないこと!
これに、あなたの命運がかかっています!!!
では、どうすればいいかというと、生徒さんとの接触回数を減らさないことです!接触回数さえ減らさなければ、
①あと3ヶ月は何とかなります
現にウチは、3月の売上は2割減に抑えています。4月はまだわからないですが、3割程度で抑えられそうです。(もちろん、きついですが4月は人件費も減る)
②コロナ禍あとのV字回復も見込めます。
実は、②がもっと大事。ピンチをチャンスにできるかどうかは、いまにかかっています。
今回のノートでは、『コロナ禍で絶対にしてはいけないスクール・教室の運営』方法をお渡しします。
・少なくとも、前年3割減程度の売上でしのげる
・V字回復も見込める
・しかも、ヒト・モノ・カネ・ジカンを極力使わない方法
心配のたねをへらす『のんきな経営』の助けになればと思います。
一緒に頑張りましょう!!
①そもそも生徒さんとの接触回数をへらしてはいけないわけ
あなたの命運を握るのは、生徒さんとの接触回数です。まず、接触回数とは何か、整理します。
・接触回数とは
公式サイトやSNSではなく、個別に連絡をした回数です。電話連絡、ダイレクトメールなどが主な手段といえます。
さて、あなたのスクールでは、外出自粛がでた2月29日から今日(4/10現在)まで、生徒さんとの接触回数は何回ありましたか?
もしも、3回以下であればヤバいと思ってください。
・3回の根拠
3回は最低ラインです。3回の内訳は、こんな感じではないでしょうか。
1)2月29日に休校か否かの連絡。もしくは休校期間の連絡。
2)3月中頃くらいに、教室再開の連絡、もしくは休校期間の更新。
3)3月後半か4月頭に、4月以降の教室の休校連絡。
これ、すべて、連絡です。単なる、連絡。もっと冷たく言えば、通達です。
②接触回数=生徒さんの生活に喰いこむ時間
接触回数が3回だとしたら、連絡事項のみのやり取りをしただけです。つまり、生徒さんと体温のある言葉でつながっていません。ただでさえ、新型コロナウィルスのニュースで、誰もがしんどくなっているときです。そんなときに、休校の連絡だけだとしたら、生徒さんはあなたのスクールから離れてしまします。
心も、お金も。
実際、私は水墨画教室に通っていますが、接触回数は3回でした。そう、心が離れてしまうのです。なぜなら、スクールとは何かを学ぶ『場』であると同時に、その『場』で過ごす時間への投資なのです。
接触回数が減るということは、生徒さんと共有する時間が減るということです。生徒さんは、時間に投資しているのに!
いまはコロナの影響で、この『場』を物理的に取れないのは仕方ありません。しかし!制約の中で、頭を使って、生徒さんの生活の時間の中に喰いこみ続けなければ、投資をしてもらえなくなります。
だから、あなたがコロナの対応で忙しかろうが、なんだろうが、四の五の言わずに、生徒さんの生活の中に喰いこみ続けなければいけないのです。
コンテンツマーケティングの記事でも書きましたが、できないなら、明日はない!それだけ。だから、がんばろう!ぼくだって、必死だよ!!
接触回数を増やす方法
物理的に『場』を共有できないからこそ、『時間』を共有するための接触回数を増やすことが大切。ここまでは理解してもらえたと思います。
次の問題は、ではどうしたらいいの?という疑問に応えていきたいと思います。ただ、ぼくだってまだまだ試行錯誤中です。その中で、効果があると思える方法を紹介していきます。
接触回数を増やす① ダイレクトメール(DM)
DMは、必須です。
ただ、大切なのはDMの内容です。休校の連絡のような通達ではいけません。生徒さんが時間を取ってでも、触れたくなるものであることがポイントです。
生徒さんがほしいと思う情報やノウハウなどです。どう書けばいいのかという方は、上記の記事を購入ください。作り方までわかりますから。
さらに言えば、DMの内容に触れたことで、何かしたくなるとより効果的です。私の場合であれば、水墨画が書きたくなる、みたいな。
また、今どういう想いで運営をしているか、というスクールのあり方を伝えるという手もあります。これ、うまくいけば、生徒さんとの絆が深まり、V字回復につながります。いまこそ、スクールのあり方を見つめなおす、いいタイミングです。
接触回数を増やす② ブログの活用
これまた、DMと並んで当たり前すぎますが、ブログも活用していきましょう。ただ、もしも普段のブログが日記のような感じだったり、告知中心であるなら、内容を再考する必要があります。
上記に挙げたDMと同じように、ブログの内容に触れたことで、何かしたくなる記事を作ってください。
コツは、読み終わった後に、生徒さんにどんな気持ちになってほしいのか、から考えてください。発信者の都合ではなく、受信者の都合で考えると、自然と何を書いてあげればいいか、答えが見えてきます。
接触回数を増やす③ オンラインの活用
猫も杓子も、馬鹿の一つ覚えのように「オンライン、オンライン」と言っていますが、『何のためにやるのか』から設計しないと痛い目にあいます!
オンライン講座をやるのは、あくまで手段であって、目的ではありません。では、目的は何かというと、接触回数を増やすため!です。
なので、
「オンライン講座といっても、ノウハウの流失が心配……」
「オンライン講座に耐えうるような講義を簡単に作れない……」
「オンラインでやるなら、映像とか音声とかどうしたらいいんだろう……」
とか、悩む必要はありません。
いま求められているのは、クオリティーよりも接触回数。生徒さんの生活に、再び喰いこむことです。ここを勘違いするから、手がでないのです。やれることから、やればいい。やらないのが、最悪なわけです。
ここからは、実際に
オンライン活用パターン、オンライン実践方法、接触回数の理想回数と順を追って説明していきます。
オンライン活用Aパターン ただカメラを回すエア授業
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今回も読んでいただき、ホント嬉しいです。SNSへシェアしていただくのも励みになります。ご希望の方には、直接やり方を支援します。これからもよろしくお願いします。