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北欧デザイナーの刺し子デザイン UNIK4

日本文化は、北欧に限らず海外で広く知れ渡っています。SASHIKOやSHIBORIという言葉は、手工芸好きな人々の間で知られています。SPCデザイナーのひとりであるアンナ・ヘーリング/Anna Hörlingが2014年に「SASHIKO」という手芸本を出版していたので、今回の企画の北欧デザイナーたちへの教本としました。アンナは80年代に初めて日本を訪ねた時に日本の伝統工芸に魅せられ、その後スウェーデンで開催されたSHIBORI展で見た「縫い絞り」という技法に感銘を受け、刺し子にたどり着きました。アンナは何冊かの手芸本を出版していますが、必ずピンクッション/針山の作り方を掲載しています。

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今回の企画では各デザイナーが自分の原点となる地を選び、その思いをモチーフにそれぞれのオリジナル刺し子デザインを提出してもらいました。それぞれのデザインを花布巾として、日本の手ぬぐい地にスウェーデンのオーガニック糸を使い、大阪成蹊短大のデザイン専攻の学生さんの協力により、北欧デザインの刺し子刺繍をしていただきました。

テキスタイルデザイナーのブトレー&リンドゴード/Butler Lindgårdは出身地である南スウェーデンのマルメを原点の地に選び、自分たちで布を染めてくれたのでその布に刺繍を施しました。

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フィンランド西海岸を選んだFyranがモチーフにしたのは、その土地の男たちに代々受け継がれているセーターの柄です。

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SASHIKO本を出版したアンナ・ヘーリングは、伝統文化が盛んなスウェーデンのヘルシングランドを選び、思い出のバスケットをモチーフにしました。
by Y

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