生落花生を使って、白味噌と山椒のじーまみどうふ(なめらかでクリーミー、まるで和菓子のようなひと皿)
以前京都へ行った際、村上開新堂でクッキーの詰め合わせを予約した。こちらのお菓子は小麦粉の風味がしっかりと味わい深くて大好きだけれど、クッキーの詰め合わせは食べたことがない(東京の同名店では何度かあり)。ただ、納品されるのは一年も先だからずっと予約するのを避けていて、ある日ふとそうやって数年も経つことに気がつく。わたしはせっかちなのか、これまで納品時期が遠すぎて諦めてきたものが結構多かった。そんな背景あって思い切って先日予約したわけだが、数ヶ月ごとにそういえばと思い出し「あと何ヶ月かな」、「もう何ヶ月経ったんだな」なんて、待つ時間もなかなか楽しいことに気がついた。クッキーが届くまでの一年間、何度も思い出しては繰り返す楽しみができる、それもある意味”価値”である。長い時間待って届いたものは嬉しさも増すだろう。(同時にもう待たない寂しさも覚えるかもしれないけど。)
ちょっと先のものに「そんなに待てない」なんて言わず、今後は楽しみを見いだせそうな気がした。
さて、今日は旬の生落花生(おおさまり)を使って、ちょっと変わったじーまみ豆腐を。和菓子のような感覚でいただける味わいです。
ふつうのじーまみ豆腐は醤油やタレをつけていただきますが、こちらは味がついているのでぜひそのまま、とろんととろける仕上がりで。
ピーナツとはまた異なる生落花生の味わいがふわっと口に広がります。
ちなみに旬ですので、生落花生のブランマンジェのレシピもよろしければ。
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