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今週もがんばったあなたへ(『がんばるが1割』より一部抜粋)

みなさま今週も一週間お疲れさまでした。
まだ明日も仕事だよ~という方も、暑いなか日々お疲れさまです。
日本各地で梅雨明けが発表されて、本当に暑い日が続いていますね。
屋内屋外問わず、水分はこまめにとって体調第一で過ごしていきましょう。
 
本日も『がんばるが1割』を一部抜粋そして要約して、ご紹介したいと思います。
今回は「働き方改革マインド編」についてです。
 
 

「働き方改革マインド編」


 ここ数年での働き方改革によって、働き方は大いに改善されました。

 残業はしてはいけない、土日は休んでください。
 そうやってたくさんの企業で、休む機会が多くとられるようになってきました。
 休みなく働いてしまっては体を壊してしまうので、働き方改革はとてもいいことだと思っています。
 しかし、この画一的な勤務形態によって、少し、精神的な意味での「働きにくさ」がうまれているようにも感じるのです。

 働き方改革が進むにつれ、仕事と生活をきちんと分けて生活を守ろうという考え方が主流となり、そのせいで「仕事はできることならやりたくないもの」という思い込みが生まれているような気がしてならないのです。

 日曜の夜になると「明日会社行きたくないな……」と憂鬱になる人は、すくなくありません。
 その原因は仕事自体が大変だから、という以上に、休日に切ってしまった仕事に対するマインドスイッチを、再びオンにするのが辛いから、ではないでしょうか。

 月曜から金曜日まで働き、金曜の夜に仕事へのマインドスイッチをオフにして、休日は仕事を忘れて過ごす。
 そして日曜の夜にうなだれながら眠り、月曜の朝にはむりやりスイッチをオンにして、イヤイヤ体を起こしてまた1週間が始まる……。

 そんな極端なオンオフをしていたら、心も体も壊れてしまいます。
 人間は機械ではありません。スイッチの切り替えで、簡単に動き出したり休んだりはできないんです。

 なので、休日にきちんと休んだり、趣味などを楽しむことにしても、心のスイッチだけはニュートラルにしておく必要があります。

 パソコンもシャットダウンの状態から立ち上げるより、スリープ状態から立ち上げたほうが起動が速いですよね。
 マインドのニュートラル状態とは、このようなイメージです。

 そして日常のふとした経験や気づきが、仕事のアイディアにつながったりするものです。
 スイッチをニュートラルにしておくと、「あれ? 今のアイディア、今度の仕事の企画に使えるかも……」といった気づきもできるようになります。
 なので、プライベートはプライベート、とかたくなに切り分けるのではなく、プライベートな時間を過ごしているときも、心のスイッチはニュートラル状態で楽しんでみてはいかがでしょうか、

 「がんばりすぎる」人は、会社に「土日は休め」と言われたから休まなくちゃいけない、ときまじめに思い込む傾向があります。
 そうではなく、平日も休日も関係なくマインドをニュートラルにして過ごす。

 それだけで精神的な働きづらさが軽減できるのではと考えます。

(『がんばるが1割』著・おちまさと)


いかがでしたでしょうか。

何事にもがんばりすぎはよくない、ということが伝わってきますね。

みなさんも心が少しでも楽になるような、マインドの働き方改革をしてみてくださいね。

ここまで読んでくださりありがとうございました! 


編集:I

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