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🍺ビールに代わる日記🍺

プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く…
このマガジンを購読すると時々心が楽になったり、スーパーどうでもいい日記もあるんですが回り回って松倉…
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記事一覧

楽しい方へ、手のなる方へ

ガバッと起きて、時計を見ると8時。ここどこだっけ。あ、自宅か。 ウトウトしてビクッと起きる。ここどこだっけ。あ、福井に向かってる電車だった。 のそーり起きて暗闇の中。ここどこだ。事務所で寝ていた。時計は4:44。不吉やな。 うぅ…とうなってカーテンを開ける。大都会。あ、ここ渋谷か。 目覚めはいい方。起きていつもこれになる。良いのか悪いのか、移動し続ける日々の人間には、この手の寝起きが普通になる。一番最悪だったのは、品川で新幹線に乗り、京都を目指しているはずが起きたら福岡だっ

日々のゴール設計が睡眠の質につながる

長年、不眠症で悩んでいる。昨年末、ヘルスケアデータがリアルタイムに見れる環境になり「松倉、お前寝ないと死ぬぞ」的な注意勧告を毎朝受ける日々を過ごしている。知ってんねん。 常に30点前後(良い睡眠が100点)を繰り出し続けていた。 しかし統計を見直していると60点の日が時折ある。 カレンダーと紐づけてみると飲みすぎて事務所やアトリエで寝ている時。 それ気絶っていうねん。と思いながら、ふと気になったことがある。 気絶という状態は、脳がシャットダウンされている状態に近い。 知覚

「やる気」という呪いの払拭

年始おもむろにランニングしてみた。どこぞの飲み会で「松倉さん、銭湯好きなら、ランニング銭湯したらいいんですよ」と助言を受ける。 ランニング銭湯??なんやそれ? となって、話を聞くと小さく流行っているらしい。 ゴールを銭湯にランニングをするだけ。それ俺が週末にやってるお散歩銭湯と一緒やん。運動に苦手意識をもっている自分としては、確かにそれはいけるかもしれないと思ったのだ。 年始ファミマによるとちょうどランニングに向いてる上下が売っている。靴を見るとリサーチ用のランニングシ

アイデアに枯渇しない脳みそをつくる

アイデアのないものねだりをする人が多い。 まったくでない…と絶望して相談してくる人も多い。 シンプルに結論を言うと 飯を食って俺らが生きてるように インプットがないならアウトプットが出るわけない。 これしかない。誰だってわかってるけど、アイデアがでない…才能ないんだと駄々を捏ねてはいけない。原因がわかったフリして行動に移せていないだけの人がほとんどだ。 同じようなことで「自分の将来がわからない」と悩む子もいる。 将来のことなんて誰もわからんよ。安心し。でも、そこで立ち止

【全文公開記事】そこにあなたはいない。

あけましておめでとう。なんてことをほとんど言わないまま三が日が終わる。こんな年越しムードの尾を引いても良い3日目に斜に構えたような発言をして良いものか。とはいえ、1月1日でも12月31日でも同じ1日に変わりはない。子供の頃から、どこか年越しムードに追いつけないまま大人になってしまった。 いつも通り、銭湯道具を抱えて夜道を歩く。 最寄りの初風呂にでもいこうかと薄着で外を歩く。 去年に比べて全然暖かい。暖冬だ。 いつもの曲がり角を曲がると古い大きな一軒家があった場所が、綺麗な

2024年記憶に残った本たち

あっという間に今年も終わり。何冊本を読んだのかは覚えてない。 来年は記録していこうかな。そんなこんなで今年、記憶に残った本をまとめていきます。本棚が3箇所に分かれて存在するのでマジで記憶だより。

【全文公開記事】寝れえない夜のセンチメンタルジャーニー

真っ暗な寝室で天井を眺める。 眠気、全然来んやんけ。おかしいなドリエル試しに飲んだのに。 ちなみにドリエルのパッケージには、誰かいたのこのイラスト最高じゃんという眠れない今の自分と全く同じ顔をした猫が描かれている。 いつもと同じように1万歩も歩いている。 銭湯にこそいかなかったが長湯もした。どうにも仕事が立て込んでいると色々考えだしてしまう。 諦めて読書灯をともし、今日買った本を読み出す。 マンスーンさんのエッセイ本『無職、川、ブックオフ』 パッと書店で読んだ時に好きな

片方だけが一番ダサい

金曜日。AMに全ての仕事を終えて、スタジオの大掃除をおこなう。 コンコンの共用部は有志の仲間たちと効率よく活気良く徹底的に綺麗にする。なぞのキッチンツールや、賞味期限が切れた諸々、数人の鼻を壊した魚介類たちにごめんなさいをし破棄する。 この日の夜、コンコンの忘年会を僕らが10数年前に作ったアンテルームのレストランを貸切開催する。ワインジャンケンという僕らが生み出したジャンケンリーグの決勝戦も行われるため、廃棄される材料で急拵えのトロフィーを作る。新聞紙、ガムテープ、ブンブン

「ここにいるよ!」と伝え続ける大切さ

松倉を昔から知ってる人からすると、オンラインに結構いる人と思ってる方も多いと思う。Twitterでなんか呟き続けていたり、noteは365日書いてレポートあげた人みたいな感じかもしれない。 情報発信大事という当たり前のことが言いたいのではなく、インターネットに発信するときに必ずそこに自分の思想が乗っかって放流されていることの意味がとてもあるなと感じている。 その最たる例が、Nue incで採用募集をすると100人規模でエントリーがある。noteを1個更新しただけでこのエン

「わからないもの」が消えていく世界

渋谷の激安喫煙ホテルから今日の日記をお届けしている。 僕らが仕掛けている404 Not Foundで若手スタッフたちの自主企画「404 NEO文化祭」が開催されていた。 応援見守りおじさんとして、会場の片隅で日本酒飲みながらイベントを眺めるいい夜でした。 大学生たちの頑張りを眺めていると20年前の自分たちのことを思い出した。ant magazineというクリエイター向けのフリーペーパーを仲間たちとともになけなしのお金を叩いて必死の思いで作っていた。わからないことに溢れながら

2024年ベストバイ!

昨夜会社の飲み会で「今年のベストバイはなんだった?」という話で盛り上がった。はぁ〜何よかったかな?とサクッと出てこないものだ。一夜明けて考えてみると使い始めたサービスやら色々良いのあったわと思ったので今日は松倉の2024年ベストバイ。

ジップロックにハマった男

知らない人はいないだろう「ジップロック」。 その存在を知ってはいたのに実際に使う機会が一度もなかった自分が、アトリエで余った食材困ったなぁというときに箱型のものではなくフクロ型のジップロックを使って、何これ超便利と気づいたのが最近。 それ以降、スーパーにいってもジップロックを眺めては買うか買わないか躊躇い、そんな使うことないしなと諦めるを繰り返したいた。 あ、今日の日記、マジで誰のためにもならないことを先に伝えておく。 年末に予定されているあるプロジェクトの忘年会。男た

自分に期待しすぎるのは美しい毒ではなく、非常に醜い猛毒だ。

丹後海辺を走り、福井の山沿いのホテルを歩き、京都で対談をする。 慌ただしい先週を超えれたと思いきや、明日から東京出張で数日滞在する。 田舎やら都会やらを行き来して、休めるのは道中だけだ。 移動が多いと疲労は溜まるが、思考は捗る。 動くたびに新しい相談が増え、デスクでの時間を占有していく。 時折訪れる空白で虚無のように休み惚ける。 忙しいと休むことが上手になる。 アトリエにこもり、黙々と仕事をする。 会社のことやプロジェクトのアイデア。時間は足りない。限られた時間の中で最大

【全文公開記事】異業種からのクリエイティブ職への転職

初めましての人も、購読してくれている方も、こんにちは松倉早星(まつくらすばる)です。京都を拠点にアイデアとクリエイティブで様々な仕事をしているNue incという会社を経営しています。ホテルから、フェス、企業のMVV、商品開発、事業開発、まちづくり、などなど自分たちでも混乱する全方位のジャンルを右手にアイデア、左手にクリエイティブ、脳みそは酒!という具合で日本全国の課題解決に奔走しているチームを束ねています。 以前、こんなポストしました。 定期的に松倉に届く相談できる上司が