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🍺ビールに代わる日記🍺

プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く…
このマガジンを購読すると時々心が楽になったり、スーパーどうでもいい日記もあるんですが回り回って松倉…
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記事一覧

「給与が低い」と悩む人へ

デザイン業界の若手から給与の悩みを聞いた。 給与がなかなか上がらない。どうやってきましたか? というのが鬼端折りした問いなのだが、僕からすると「わかるぅ〜!」と元気に返してしまった。わかんないよね。誰も教えてくれないし。 少し僕の話をしておくと新卒からWEB制作会社のプランナーとして働き出して、転職は1回。創業は2回。みたいな流れです。新卒時代は今から20年前なので今の時代よりもっと見えない状況だったかな。 自分の経済的価値に気づけ!編20年前のWEB制作シーンを想像でき

すぐに答えを求める人は育たない

辛辣なタイトルをつけてしまったが、わからないことが自分に放り込まれた時にすぐに相手に答えを聞こうとする人がたまにいる。無思考で反射で聞いているのでもう体質に近いのだろうと思う。 まずは自分でやってみる。 これを昔から大切にしている。あと若手の頃に顔が老けているのでベテランだと勘違いされて振られた仕事も分かったふりして、帰って猛烈に調べていた。そんなインターフェース的な要因があって、まずは自分で調べて知識を血肉化させることが習慣になっている。 しかし、世の中、そうはできてい

日常の視点を変える非日常散歩

僕はふと隙間があれば散歩に出る。散歩は心にいい。そして今の季節がべらぼうにいい。お年寄りの趣味と思っている人は睡眠の質を放置するくらい人生で損していると思う。もったいない。心が落ち着かない時や考え事がある時、部屋にいるより散歩に出かけることを推奨する。 11月からは自転車の法律のあれこれがややこしくなった。というかマリオカートくらいトラップが多い状態になっている。不意に酒も飛び込んでくる僕の人生から自転車が奪われた瞬間だ。家を出て、家に帰るまで酒を飲まない確証がない。まった

「つくる」と「つたえる」のブループリント設計

20年ほど前、僕は広告業界にいた。代理店ではなくプロダクション。馬車馬のように働いていた。アイデアをだし、提案し、作って、公開する。この業界には10年ほどいて、今はやっていない。 この時の癖がまだ残っている。作ることに没頭さえすれば結果がついてきた。というか、つくった先の「つたえる」業務を代理店さんや各媒体社がになってくれていたから。制作予算の何倍ものコストをかけてメディアを買い付ける。そこで接触した人たちが丹精こめたコンテンツに触れてさらなる拡散をする。そうすることでマス

【全文公開記事】土を耕さなければ!

あっという間に11月だ。こわい。まだTシャツなのも怖い。 先日、ふとポストしたこちら。不定期連載が決定しました。 リアクションくれた人ありがとう。 これからフォームを作って相談回答をどんどんしていこうと思います。 もうしばしお待ちください。 そして、こんな投稿も。新しいパートナー探しの旅が始まっています。 自薦・他薦問わずなので是非よろしくです。 さて、いつもの日記モードに戻ります。 10月は今までの忙しさが嘘のように休めた。今年入って初めて二日休めた日があったり、社

雑食読書倶楽部<10月>

読書が好きだ。本でもKindleでも読み漁る。 特に新刊が好き。ワンピースとか長く続いてるものは人生のご褒美にとってある。半分以上を仕事のマインドで読んでるあれこれをガッと伝えたくなったので今日はそんな回。好き嫌い分かれると思うけど気になるものあれば読んでみてほしい。本の内容というか物語の構造としての簡易レビューを添えておきます。 源さんのエッセイは全部読んでる。未読の方はおすすめです。星野源がどう誕生したのか気になった時に一気に読み始めたのがきっかけ。誰からも愛されるこの

言葉以前の世界

北海道に住んでいた小学生の頃、友達のおばあちゃんは純血のアイヌの最後の世代だと言っていた。当時の記憶の時点ですでに90歳を超えているような仙人みたいな風貌で、よくその友達とは遊んでいたので話をした。 全ての山や川や平野には、生き物の形を借りた神様がいるんだよ。 そんな話に耳を傾けて当たり前の教養のように刷り込まれている。自社仏閣というものは極端に北海道には少なく、言葉にこそ強く表出しないがアニミズム的な価値観の気配が色濃かったんだなと地元を離れて思う。 僕らがよく遊びに行

ブランニュー○○

高知に社員旅行にいった。 抜けた前歯の入れ歯ができた。 伝えたいことが渋滞している。 高知はまたどこかで語るとして、前歯の話をしよう。 前歯なし生活1ヶ月ほど。なくなった違和感からの前歯がない慣れを経て、10月10日銭湯の日に前歯が届いた。あったはずの前歯が戻ってきたのに違和感がすごい。ブランニュー前歯。 普段あるものがない。 この体験はかなり学びがあった。 なくてもいけるという感覚と社会的にあったほうがいいという意見や前歯がない状態でボサボサの髪を散髪してもらっている時

【全文公開記事】今日も、生きる。

雨音で目が覚める。 昨夜は22時には就寝し、ぐっすり眠りほうけた。 渋谷でトークイベントを行い、4500円のカプセルホテルで就寝。 朝6時に起きて、7時台の新幹線で京都へ舞い戻り、我らがスタジオのコンコン5周年にギリギリセーフ。酒を飲み、そこでもトークをし、テントサウナに入り、イベント中に昼寝をし、クロージング後、大宮の飲み屋で旧友らと酒を飲み交わし、そこでも眠り、起きてスナックに移動し、2時半までお坊さんたちとカラオケ合戦。ボロボロの体で家につき、そのまま気絶するように就寝

最初のアイデア

ボーッと東京に向かう新幹線で仕事の資料も開くわけにいかず電波も弱く諦めて無心でいた。 この前の飲み会で「なんでプランナーになったんですか?」と純粋無垢に聞かれたことを思い出した。 その時は、社会人成り立てで生存戦略的にデジタルに強いプランナーを選んだと伝えたが、思い返すとアイデアを考える楽しさや喜びを感じたのはもっと前だなと思った。 立命館大学への推薦が約束されてる付属校。 窓を開けると隣の牧場の牛糞の香りが流れ込む北海道の校舎。放課後残って学祭の出し物の議論が白熱してい

知らないことは面白い。失敗は面白い。

実は三連休だった先週。月曜日の朝、ふと気づいて「新しいことしよう」とノソノソ起き上がる。200回続けたポッドキャストの次は、映像やってみるといっていたのだが、すでに宣言より数ヶ月経っている。ダサい!俺ダサい!と思ってアトリエで映像を撮影しようと移動する。 現地について撮影の難しさを痛感する。 いつも映像チームに依頼していた身としては、ものすごいみんな準備してくれているのだ。本当ありがとう。やってみてわかることしか、この世界にはない!とすら思った。 まず、長く映像回すとそこ

たぶん世界一簡単な早起きの方法

ビール課金読者以外にも端的に方法を伝えておいた方がいいので先に言う。 もうこれだけ。そのメリットとか、これやったらいいより良いはビール課金読者のみに配信。なんというか、めっちゃ調子いい。

僕らは対話をし続ける。おそらく、死ぬまで永遠に。

「対話」という言葉は割と日常によく出てくる。 「コミュニケーション」というカタカナの方が頻度は高いだろう。 日常に溢れる当たり前の行為にも関わらず、この行為を軽視しがちだ。 今日はそんな対話の話。 slackやメッセンジャー、メールが僕らの対話を加速させた。 人が受け止め切れる以上の物量が日々投げかけられ、昔でいう集中してるのに肩叩かれるような集中の阻害が生まれている。そんなことにも慣れてくると脳みそは学習し、ただ言葉を情報として受け取り既読にしていく。 人間の脳みそはつ

【全文公開記事】他人に左右されない時間管理

もうこの1年くらい大変だった。仕事が忙しくなることはいいことだが、もはや自分のペースではなく目の前に起きることをやっつけてくしか前に進まない状態が続いていた。結果、前期は弊社でも最高売上を記録したのだが、この状態が長く続くことは松倉の死を意味する。 僕がデスマーチだと会社もデスマーチになる。 期末と期初の間を縫って、まずは自分自身の課題改善に動いていた。 テーマは「自分のペースを死ぬ気で守れ」だ。僕自身や会社に期待されていることが他人ペースだと完璧なものができない。何かを変