![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29670680/rectangle_large_type_2_b18f981d6e710daec9c92bc7e09a0633.jpeg?width=1200)
【読書録】『検察側の証人』アガサ・クリスティー
アガサ・クリスティーウィーク4日目。第4位は、『検察側の証人』(原題:"Witness for the Prosecution")。昨日ご紹介した『ねずみとり』と同様、クリスティーの戯曲の中でも特に有名なもの。
中学生の頃、ハラハラドキドキしながら読んで、完全にノックアウトされた作品。結末を知りつつ、大人になった今、改めて読んでみても、やはり面白かった。
裕福な未亡人を殺害した疑いで起訴された若い男性の裁判で、その妻が驚きの証言をする…。もっとストーリーを紹介したいが、この作品も、アガサ・クリスティー作品の例にもれず、絶対にネタバレをしてはならないので、書けない。ああ、もどかしい…。
舞台は、昔のイギリスの弁護士事務所と裁判所。特に、法廷でのやり取りの場面を読んでいるときには、まるで目の前で裁判を傍聴しているような臨場感を体験できる。法廷系の推理小説やドラマがお好き方には、特に、面白いと感じられると思う。
こちらも会話中心のシナリオ形式で、比較的短く、テンポが良いので、クリスティー初心者にも読みやすいと思う。
ご興味ある方は、是非読んでみてください!
※マイ・第1位はこちら(↓)
※マイ・第2位はこちら(↓)
※マイ・第3位はこちら(↓)
※マイ・第5位はこちら(↓)
いいなと思ったら応援しよう!
![サザヱ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32344593/profile_473f32e6843354abab6e984991ffcd6d.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)