【グルメ】「越後十日町 小嶋屋」のへぎそば(新潟県湯沢町)
今日ご紹介するグルメは、新潟県魚沼地方のご当地グルメ「へぎそば」。
へぎそばとは、何か。農林水産省に次のようなページがあった。
要約すると、「へぎそば」とは、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦を、「へぎ」といわれる剥ぎ板で作った四角い器に盛り付けた切り蕎麦のこと。魚沼地方発祥といわれる、江戸時代からの郷土料理だ。
「布海苔」をつなぎに使っているのは、昔、織物の緯糸(よこいと)を張るために布海苔が使われていたためだと言われる。布海苔が入ることで、ツルツルとした食感と弾力のあるコシが生まれる。「へぎ」に一口ずつ美しく盛られたそばは、織物の手ぐりの動作を表しているそうだ。
古くからの織物文化の影響を受けた食文化が現代まで受け継がれているなんて、素敵だ。
一昨年(2022年)、新潟県をひとりで訪問する機会があり、是非、本場の「へぎそば」を食べてみたくなった。しかし、現地の有名店のサイトを調べてみると、「へぎそば」のオーダーは2人前からのみ可能で、ひとりで行っても食べられない、ということだった。
そうか、「へぎそば」は、ひとりでは楽しめないのか…。がっかりしながら、新幹線で帰途につくため、JR越後湯沢駅に向かった。
すると、なんということでしょう。JR越後湯沢駅の駅ビル飲食店街に、へぎそばの名店「越後十日町 小嶋屋」さんの店舗があるではないか。
そして、こちらのお店では、1人前から「へぎそば」が注文できることが分かった。これはありがたい!
私は、「へぎそば並盛り(7手振り)」と「ひげにんにくの天ぷら」をオーダーした。
こちらが、「へぎそば」の写真。
一口分ずつ、綺麗に盛り付けられていて、食べやすい。
感想としては、コシが強い。そして、布海苔を使っているせいか、つるつるとした舌触り。喉ごしも良い。これは、いける!
そして、こちらが、ひげニンニクの天ぷら。
ひげニンニクを食べたのは、生まれて初めてだった。確かに、長いヒゲが付いている。味はまさに、ニンニクそのものだ。でも意外にあっさりしていて、ほのかな甘味もある。そして、へぎそばと相性もバッチリだった。
また、このお店では、店員さんの愛想が良く、気持ちの良い接客でおもてなししてくださった。おひとりさまにも優しいお店で、嬉しかった。
美味しかった。ごちそうさまでした!
こちらのお店の公式サイトは、こちら。
こちらのお店の食べログのページは、こちら。
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