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【読書感想】反応しない練習

こんにちは、小夜です。
初手から難しい本を選んでしまった…!


この本は仏教の教えに照らし、悩みや苦しみの考え方、捉え方にひとつの方向性を指し示すものです。
日々のことで心に余裕がなかったり、不安、ストレス…
そういった「ネガティブな反応」にどう対処していくのか。

うつ病で思考力や読解力が低下しているなか、結構難解な本を選んでしまったな、というのが第一印象です。
なので、ノートを取りながら少しずつ噛み砕いて理解していきました。学生気分。
ちなみに3日かかりました。
最初にバーっと読んで、2周目にノートを取りながら読み進める感じです。

結構グサリグサリと刺さるものがあって。
誰しも少なからずそうだと思うんですけど、家庭環境や学校・職場環境などで蓄積されていった「思考の癖」ってあるじゃないですか。
わたしの場合、「他人の顔色を窺う」「自分の気持ちを無視する」「悪いように捉える」「過去を引きずる」「未来を悲観する」「他人と比較して落ち込む」などなど。
他にも怒りっぽかったり、嫉妬してしまったりとか。
そこからどんどん膨らんでいって悩んで苦しんでしまう。

そういうの、もうやめませんか?っていうメソッドがいくつもあって、「いや解るんだけどそれできたら悩んでないのよね」っていう話も多いんだけど。
改めて「こうだよ」と指し示されることで、「わからないんだけど、そんな気がする」から「そうなのか」という納得は一応あって、これから少しずつでも実践してみようと思える内容でした。

とにかく「ネガティブな反応」をして、心にマイナスな気持ちを溜め込まないっていうのが大事なんだと思う。
あとは、日頃メディアやSNSとかで無駄な情報(感情が揺さぶられる)に触れすぎだなと思った。もっとデジタルデトックスして自分と向き合う時間が必要だなと思いました。読書とか正に最適。

わたしの推しの格言で「過去でも未来でもなく、今を生きる」というのがあるんですけど、正にその通り。推し、達観してる〜。

過去はもうどうにもできないし(学ぶことはあるだろうけど)、未来なんて予想してあれこれ不安がってもその通りになるとは限らない。今の積み重ねなんですよね。
過去の失敗や嫌なことをいつまでも掘り返して落ち込んだり、未来のどうなるかわからないことを心配しすぎて不安になったり。(わたしの得意技です笑)
そういうの、やめていく練習をしようかな〜と思っています。
考え方を変えて、うつ病が良くなっていく兆しが見える気がします。
もっと自分を信頼したいと思います。


と、感想をつらつらと書いてみましたが、一冊目の本としてはなかなかボリューミー(187ページ。あれ?そんなでもない?)でしたが、チョイスとしてはなかなか良かったと思います。何しろいきなり核心(思考の癖)を突いてきたので。

これからもこういった自己啓発系の本を読み漁っていきたいと思います。何しろKindle unlimitedなんでね。読んでナンボ。

次の本はちょっとライトめな本にしようと思ってます。
2回読むので時間はかかってしまいますが。

では、また。

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